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特別企画◎安倍〜菅政権御用ジャーナリスト大賞(前編)

安倍政権でも菅政権でもとにかく権力大好き! 御用ジャーナリスト大賞10位〜6位発表!指原莉乃、ほんこん、小松靖もランクイン

9位●立川志らく
学術会議問題では「税金使ってんだから」と“お上忖度体質”丸出しも、MC番組が視聴率低迷で存続の危機

『ひるおび!』(TBS)やツイッターを中心に、野党バッシングに精を出し安倍政権をアシスト、反ポリコレを“昔気質の親父のぶっちゃけ正論”としてふりかざし、2019年秋に『グッとラック!』(TBS)MCの座を手に入れた立川志らく。その頃から、「政権擁護していない」「ネトウヨじゃない」「自分は中立」などとやたら予防線を張りまくっていたが、やはり、その“お上忖度体質” “長いものに巻かれろ精神”はなかなか変えられないらしい。

2020年も安倍首相の「桜を見る会」前夜祭問題に「どっちもどっちのような気がしますけどもねえ。もっとうまいやり方が野党のもあると思うんだけれども。あまり感情的にならずに、多くの人は与党のほうはかなり苦しい状況に追い込まれていることはもうわかっているんで。あんまり感情的にならないほうがいいと思いますね」(『ひるおび!』2020年2月5日放送)と“どっちもどっち論”をぶったり、コロナ休業補償で「接待飲食業」や「性風俗業」を排除するというとんでもない差別政策をツイッターで擁護したり、あるいはフェイクとして有名な「江戸しぐさ」を事実のように言いふらしたり(『グッとラック!』2020年8月21日放送)。

なかでもひどかったのが、日本学術会議任命拒否問題をめぐる言動。たとえば、10月5日放送の『グッとラック!』で、志らくはこんなふうに、学術会議を批判した。

「10億円の予算を国からもらってやるからいけないんであって、別にこんなのなくていいんじゃないですか?」
「学問の侵害、弾圧につながるって言うんだけども、だけど別に研究はできるわけで、学者の意見を聞きたいのならば、それだけの組織をつくればいいんですよ」
「税金使ってやっているから、国が決めたものに対して『違う』って人の意見が多いと『なんだい?』って、上は思いますわね、当然」

 税金が投じられているのだから、国に楯突くようなことは言うな──。こんなことがまかり通れば、戦時下において科学者たちが戦争に協力したのと同じことが繰り返されてしまう危険がある。その反省のもとに日本学術会議はあるというのに、志らくは戦前に引き戻すような暴論を振りかざしたのだ。

 実は志らくの“税金を使うならお上の言うことを聞け”発言は今回だけではない。2019年のあいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」をめぐっても「自民党が認めないから金は出さないとはっきり言え」という趣旨で同様の主張をしていた。

 志らくのこうした論理がまかり通れば、その先には必ず「公金を受け取ったら政府の命令どおりのプロパガンダをつくれ」とか「生活保護を貰うなら一切文句を言うな」という圧力も正当化されるようになる。そして最終的には「公共のサービスを受けているのだから、政府を批判するな」というような言論管理社会がやってくるだろう。

ようするに、志らくは訳知り顔でエラソーにコメントしているが、民主主義の基本となっている「学問の自由」も「言論の自由」もまったく理解していないのである。

 志らくについては、MCを務める『グッとラック!』が視聴率低迷で終了か?ともささやかれているが、こんな反民主主義的コメンテーターには『グッとラック!』だけでなくすべての情報番組から消え去ってもらいたい。

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