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安倍首相がIOCバッハ会長に五輪延期「最長1年、できれば年内」申し入れか コロナのリスクより自分の総理任期中を優先する身勝手

安倍首相がIOCバッハ会長に五輪延期「最長1年、できれば年内」申し入れか コロナのリスクより自分の総理任期中を優先する身勝手の画像1
17日放送の『ひるおび!』でトンデモ五輪延期計画を語る田崎史郎氏


 やっぱり安倍首相は健康や安全よりも政治利用が重要らしい。きょう夜20時から安倍首相がI OCバッハ会長と会談するが、延長期間について「最大1年以内」と申し入れる。

 実際、政権御用新聞の産経新聞はきょうの朝刊1面トップで、「五輪延期 1年以内で調整」と打った。記事によれば、〈政府高官〉が明らかにしたという。

 この方針はもちろん、自分の首相任期中、しかも五輪後に解散総選挙を実施するためだ。

「官邸はできれば年内、最悪でも来年6月までに開催しようとしている。そうすれば、ギリギリ9月の総裁任期切れ直前に安倍首相のもと総選挙をうてるからだ」(全国紙政治部記者)

 しかし、1年以内の延期で、新型コロナ感染が本当に収束できるのか。少なくともワクチンは間に合わないのが確実で、感染リスクは残る。実際、カナダのオリンピック委員会とパラリンピック委員会は「年内の延期なら選手団は送らない」と表明している。

 ところが、安倍首相はそんなことおかまいなしで政治目的のために強行するつもりらしい。実際、安倍首相はきょう突然、カナダのトルドー首相に電話会談をしたが、これも短期延長を承諾させるための根回しだった可能性がある。

 まったく信じられない話だが、実は、この安倍首相の動きを予言していた人物がある。ほかでもない政権御用ジャーナリスト・田崎史郎氏だ。田崎氏はこの間、『ひるおび!』や『モーニングショー』で「最長でも来年の夏、できれば年内」と、官邸の意向を代弁してきた。田崎氏は今日も『ひるおび!』で延期日程について議論になって、来年秋という提案が出てきたとき、「来年秋はきつい」と、まるで安倍首相になり代わったように呻いていた。

 本サイトは、田崎氏が年内延期説を唱えた際、安倍首相の意向を代弁する意見だとして、その裏側に言及している。改めてその記事を再録するので、ぜひ読んでほしい。

(編集部)

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