同棲報道に「軽率な行動」「もう会うことも一切ございません」
ジャニーズタレントの熱愛は週刊誌では頻繁に報道されるが、それをテレビやスポーツ紙などの御用マスコミが後追い報道することはほとんどなく、ジャニーズ事務所が肯定はもちろん否定のコメントを出すこともない。ましてや、タレント本人がコメントや会見することなど異例中の異例だ。
いや、熱愛どころか、犯罪まがいの不祥事すらテレビやスポーツ紙はスルーし、メンバーが謝罪会見することなどほとんどなかった。最近でいえば、NEWSの小山慶一郎、加藤シゲアキ、手越祐也らは未成年飲酒という不法行為についてすら、公の場で会見などしないままだ。
それが、大野はたかだか同棲を報じられただけで、会見を開かされ、「軽率な行動」「もう会うことも一切ございません」と謝罪させられた。
大野だけがこんな会見をさせられた背景に、いったいどういう事情があったのかは諸説ありはっきりしないが、この頃から、大野は事務所をやめたいと周囲に漏らすようになったという。実際、27日夜行われた会見でも大野は3年くらい前から脱退と事務所退所を考えるようになったと明かしていた。
「大野はもともとガツガツしたところがなく、売れてやろうという野心は希薄で、絵や釣りなど自分の趣味を大事にするタイプ。そこに例の謝罪事件があって、さらにSMAPの解散問題を目の当たりにし、気持ちが一気に動いていったということじゃないでしょうか」(芸能事務所関係者)
会見では明言しなかったが、嵐の活動を休止するだけでなく、大野がジャニーズ事務所も退所するのも既定路線だという。ようするに、今回の一件は、大野が「何事にも縛られず自由な生活」を送るために起こした反乱であり、嵐やジャニーズに対する決別表明だったのだ。