ジュリー副社長の影響で、嵐の番組に出演できなかったタッキー
周知のとおり、嵐は藤島ジュリー景子副社長の肝いりのグループであるのに対し、滝沢はジャニー社長のお気に入り。そのためジュリー氏がキャスティングに大きな権限をもつ嵐関連の番組に、滝沢が出してもらえず共演の機会もほとんどなかったのだ。
そして、滝沢の引退・プロデューサー転身の背景にあるのも、ジュリー派vsジャニー派の対立だ。「ジュニアへの愛情が深く、タレントを育てることと良質のエンタテインメントを作ることだけを考えている」(事務所関係者)ジャニー社長は、「クリエイティビティがなく金儲け主義で、タレントを育てようという意識が薄い」(同)ジュリー副社長の路線に不満を抱いており、ジュリー路線への抵抗としてぶち上げたのが滝沢後継指名だった。
ところが、ジュリー副社長と母親のメリー喜多川副社長の反撃により、引退後の滝沢の位置づけは「ジャニー社長の後継」から「ジャニーさんのお手伝い」にいつの間にか後退させられている。
来年以降、嵐と滝沢の関係はどうなっていくのか、滝沢の処遇は一体どうなるのか、ジャニーズ事務所はどうなるのか。今後も注視したい。
(林グンマ)
最終更新:2018.12.29 09:33