「不協和音」(SMR)で過呼吸の後も…
昨年大晦日の『第68回NHK紅白歌合戦』では、内村光良とコラボしての「不協和音」の歌唱終了直後に平手友梨奈と鈴本美愉が過呼吸で倒れ込み(後の報道で志田愛佳も倒れていたことが明らかになる)、視聴者を心配させた欅坂46。
あれからまだ半月足らずしか経っていないが、過密なスケジュールは相変わらずで、1月30日、31日、2月1日の3日間連続で日本武道館でのライブが予定されている。その武道館公演をめぐってまたもや驚くべき事態が起きた。
この3日連続武道館公演は、初日の1月30日は欅坂46のアンダーグループ的な位置づけのけやき坂46(通称:ひらがなけやき)の公演で、残り2日間を欅坂46(漢字欅)が担当する予定となっていた。
しかし、今月13日に平手友梨奈が上腕三頭筋損傷で全治1カ月との診断を受けたことが発表され、デビュー以来センターポジションを務める平手の不在が知らされる。
そして、これを受けて、あまり聞いたことがない対処がなされたのだ。なんと、漢字欅の公演はすべてキャンセルとなり、代わりに残り2日もひらがなけやきのライブとなることが発表されたのである。この告知がなされたのは、もうすでにチケットの申し込みが始まった後であり、その段階での出演者全員入れ替えには批判の声も上がっている。
こういった事態を受け、今月15日放送『ゆうがたパラダイス』(NHK-FM)に出演したキャプテンの菅井友香は「平手友梨奈の怪我もありまして、漢字欅の万全な状態でパフォーマンスが出来ないということで、武道館の3デイズ公演が漢字欅の出演はなくなってしまって。楽しみにしてくださっていた皆様には本当にこのタイミングの発表となってしまって申し訳ございませんでした」と説明している。
確かに、ロックバンドのライブだと、メンバーの不調により公演が急きょキャンセルになることはままあるが、この手のアイドルグループではほぼ聞かれない措置である。
これを受けてファンからは疑問の声が溢れた。
〈運営やメンバーが正式に、平手withだってことを認めたってことか〉
〈だから平手のための武道館だったんだって・・・それしか漢字が下がるなんてありえない〉
〈2年以上キャリアがあるのに「平手がいないとライブが成り立たないので企画を差し替えます」と言われる他のメンバーの心境たるや……〉