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欅坂46平手友梨奈ひとりの負傷で武道館公演がキャンセルに! 平手一強体制に他メンバー「私がセンターになっても誰も喜ばない」

「平手友梨奈一強体制」が欅坂46メンバーを追い込んでいく

 他のメンバーが休んだときにこのような措置をとったことはない。たとえば、今泉佑唯が休業したときも通常通り活動を続けたし(今泉は昨年4月に体調不良のため活動を休止、同年8月に復帰しているが、12月になって再び休業して年末の歌番組などは欠席。現在は復帰している)、また、昨年7月22日、23日に富士急ハイランド・コニファーフォレストで行われた野外ワンマンライブには米谷奈々未が欠席しているが、これもまた通常通り公演は行われた。

 こういった事情を勘案すると、ファンから上記のような勘繰りが出てくるのも致し方ないと言うほかないだろう。

 欅坂46に関しては、かねてより「平手一強体制」が問題視されていた。あまりに平手のみに比重をかけ過ぎる状況が、平手にも、そして他のメンバーにも過重な負荷をかけているからだ。

 それを端的に示すのが、やはり昨年末の日本レコード大賞と紅白歌合戦をめぐる騒動だろう。

 先月30日に大賞が発表され、乃木坂46「インフルエンサー」が大賞を受賞した日本レコード大賞。欅坂46は同賞の優秀作品賞に「風に吹かれても」が選ばれているのだが、実は、本来であれば「不協和音」が選ばれる予定が、所属レコード会社であるソニーミュージックからの要望で急きょ「風に吹かれても」に変更されたという経緯がある。

 この事実を明かした「週刊文春」(文藝春秋)2017年12月7日号によれば、ソニーミュージックがそういった要望を出してきた原因は、平手の体調にあると事務所関係者が「週刊文春」の取材に答えている。曲の世界観にのめり込むタイプの彼女は、〈ここで主張を曲げたら生きてる価値ない/欺きたいなら/僕を抹殺してから行け!〉というシビアな歌詞の「不協和音」を歌うとコンディションが急激に悪化するため、30日の生放送で歌わせられないと運営側が判断したからだという。

 そのような要望を出したスタッフの脳裏には、もしもここで「不協和音」を歌わせれば、翌日の紅白にも影響が出かねないとの懸念もあっただろう。残念ながら、その懸念は当たっていたわけだ。

 しかしそれにしても、楽曲ひとつで体調を崩すなんて、まるで憑依型の役者のような話で、にわかには信じられないが、実際、平手のインタビューを読めば、「週刊文春」の記事がデタラメなどではないことがわかる。

「ROCKIN’ON JAPAN」(ロッキング・オン)17年12月号に掲載されたインタビューで彼女は「不協和音」について、命を削る曲であるとし、このように語っている。

「“不協和音”は気持ちが入ったり、その世界に行かないとできないです。だから、できる時とできない時がだいたいわかるので、(ライブで)『今日はできないな』と思ったらできないし、やれるとしても自信はないです」

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