今号ではさらに「転職、私の場合。」という新連載がスタートし、「本当にこの仕事をずっと続けて行くのかな……」と不安になってCAから事務職に転職した女性を取り上げたり、連載「JJガールの将来。」では契約社員や派遣社員のリスクや正社員との違いを取り上げたり、「腰かけOL」だったJJ読者に働くことに真剣に向き合うように促す企画が多い。
ライバル誌のひとつ「AneCan」(小学館)はアラサーが読者対象のため、仕事術や子育てネタなどを盛り込み、共働き夫婦への下地はできている。長らく「お嬢様雑誌」と呼ばれてきた「JJ」にも働く女性の提案が盛り込まれたことは、本格的に社会が動くことを示唆しているのかもしれない。
(江崎理生)
最終更新:2018.10.18 03:16