また、一時、存続説も流れた草なぎ剛の『『ぷっ』すま』(テレビ朝日)についても、同じく4日の定例会見では「まだ決定していない」の一点ばりだった。いまのところ3人のレギュラーで存続が明言されているのは、NHK『ブラタモリ』の草なぎのナレーションのみという状況なのだ。
「結局、ジャニーズ事務所のソフトな姿勢は表向きだけだったということでしょう。各番組とも、視聴率は悪くはないんですが、ジャニーズ事務所が怖くて、テレビ局側はとても継続なんて言えない。一時は、フェードアウト路線をとって、10月の改編ですべての番組を一気に終わらせることはしないんじゃないか、との見方も流れていましたが、ここにきて、やっぱりすべて終了じゃないか、という悲観的な情報も流れています」(前出・スポーツ紙テレビ担当記者)
ただ、一縷の望みはある。前述したように、ジャニーズが今回、表向きだけでもこんなソフト路線を取ろうと思ったのは、ファンからの抗議を恐れたからだ。6月28日のフジテレビの株主総会では、「『おじゃMAP!!』は香取のタレント性あってのもの、9月以降も存続を」という意見が株主から出されたというが、こうした動きを強めていけば、ジャニーズ事務所やテレビ局が動きづらくなるはずだ。
ジャニーズから独立する3人を守り、香取の願いを叶えるためにも、ファンはジャニーズ事務所の不当な仕打ちに対して変わらずに声を上げていくべきだろう。
(島原らん)
最終更新:2017.12.05 02:07