N党・立花孝志党首の言動や影響についても、追及が及び腰なメディア
周知のように、立花氏は知事選に出馬しながら斎藤氏を応援することを公言し、選挙中は、自死した元県民局長のプライバシーにかかわる醜聞を流布。これらは伝聞にすぎない上、事実だとしても、斎藤氏のパワハラや公益通報者保護法違反の否定にはならないのだが、立花氏はすでに亡くなっている告発者を攻撃することで、斎藤氏の疑惑を覆い隠す役割を演じてきた。
さらに、百条委のメンバーにも攻撃を仕掛け、奥谷謙一委員長に対しては、自宅兼事務所前で、「出てこい奥谷!」「まあ、あまり脅しても奥谷さんに自死されたら困るんで、これくらいにしておく」などという演説を行っていた。
奥谷氏は会見で、立花氏について「脅迫目的でこの行為をしていることを自らおっしゃっている」と非難したうえ、自宅にいた奥谷氏の母親が「怖かったのか涙を流すこともあった。家族に迷惑をかけて大変つらい」と悲痛な面持ちで語っていた。こうした問題をマスコミもようやく報じ始めているが、及び腰としか言いようがない。
斎藤知事は立花氏と選挙戦で連携していたのかと問われ「まったくなかった」と否定しているが、立花氏が斎藤知事の当選で大きな役割を果たしたことは事実。立花氏の行為を斎藤氏が放置・黙認していただけでも為政者としては問題だし、本当に放置・黙認以上の関係がなかったのか、立花氏の行為について現時点でどう考えるのか、などもっと厳しく追及すべきだろう。
いずれにしても、改めて強調しておかなければならないのは、選挙に勝ったからといって、斎藤氏の疑惑が晴れたわけではないということである。百条委と第三者委員会での調査・検証がきちんと継続されていくのか、注視していく必要がある。
(編集部)
最終更新:2024.11.21 08:13