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青年局の過激ダンスショーだけじゃない、自民党ハレンチ事件簿! 女体盛り疑惑に“パンツ泥棒”大臣、“買春4P”大臣も…

女体盛り、パンツ泥棒、買春4P…自民党のハレンチ事件簿 新・参院幹事長にも疑惑が…

 松山参院幹事長のこの問題はあくまで“疑惑”だが、一方、“事実認定”されたハレンチ事件もある。それは、安倍派裏金事件で自民党国対委員長を辞任した高木毅・元復興相の「パンツ泥棒」問題だ。

 この問題は、高木氏が2015年に復興相となった際、「週刊文春」(文藝春秋)と「週刊新潮」(新潮社)が揃って報じたものだが、それらの記事によると、事件が起きたのはいまから40年ほど前のこと。当時30歳前後だった高木氏は地元・福井県敦賀市の住宅に住む20代女性の下着を盗むべく、家に上がり込みタンスの中を物色したという。高木氏は福井銀行敦賀支店に勤めていた被害女性を一方的に気に入り、家を突き止めて下着泥棒をするという犯行に及んだというのだ。

「週刊新潮」では、被害者女性の妹がこうはっきりと証言している。

「はい。被害者は私の姉です。近所のおばさんが“家の斜め前に車を停めて中に入っていく人を見たけど、知り合いか”って? 通報したのはわたしだったかな。(略)教えてくれた近所のおばさんが車のナンバーを控えとってくれたんで、すぐにやったのは高木さんやと分かった」

 妹の証言によると、家への侵入方法は計画的なものだった。

「合鍵を勝手に作っとったんです。田舎やから、無防備に小屋にカギ置いといたりするでしょ。それをいつの間にか持っていって、自分のカギを作っとったみたい。それにしても、どうして勝手に家に上がり込んだりするのか。急に家の人が帰ってきたら、とか思わんかったんかな……」

 この時点ですでに高木氏は結婚していたというが、これが事実なら下着泥棒だけではなくカギの窃盗や家宅不法侵入にも問われる事態だ。実際、高木氏は、当時、敦賀署で窃盗と住居侵入容疑で取り調べを受けたという。だが、高木氏が事件で立件されることはなかった。当時、敦賀市長だった父親が自分の権力と癒着していた原発ムラ利権を総動員して事件を握りつぶしてしまったのである。

 しかも、このような報道があったにもかかわらず、高木氏を復興相に据えた安倍晋三首相は辞職させることもなく、高木氏本人も「そういった事実はない」と繰り返し主張。安倍首相は2016年8月の内閣改造まで高木氏を復興相としてそのまま続投させた。さらに、2017年1月になって自民党福井県連は独自調査の結果として、県連会長の山本拓・衆院議員(当時)が「高木氏は、女性宅に侵入し現行犯逮捕されていた」と明言。にもかかわらず、2021年に岸田文雄首相は高木氏を国対委員長に就け、2022年には安倍派事務総長となったのだ。

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