安倍首相も法務省の反対押し切って入国拒否、検査・治療体制は進めないくせに
しかも、このとんでもない思想にとりつかれているのは極右文化人だけではなく、彼らから応援を受けている安倍首相も同じだ。
政府は12日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、入国拒否の対象を拡大する手続きを簡略化するという前代未聞の措置を取ったが、こうした特定地域の滞在を理由にした入国拒否は前例がなく、法務省は当初、法的根拠がないと反対していた。ところが、これを首相官邸が押し切ったのだという。
そう、安倍首相もまた、検査・治療体制確立の遅れを放置したまま、いまなお、なんの効果もない「水際対策の強化」アピールに夢中になっているのだ。
国民の健康・生命に危機に直面しても、外国人排斥というイデオロギーを優先する安倍首相とその応援団。連中はふだん、自分たちのイデオロギーの敵を「亡国」「売国」などという言葉で罵っているが、その言葉は自分たちこそ、ふさわしいといえるだろう。
(編集部)
最終更新:2020.02.15 04:11