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警視庁が沢尻エリカの元恋人を立件できず釈放! 拙速すぎる捜査に「桜を見る会」陰謀論が再燃、前川喜平も橋下徹も「疑ってしまう」

前川喜平・元文科事務次官、橋下徹・元大阪市長も「桜を見る会」潰しの可能性に言及

 実際、この「『桜を見る会』から目をそらすための沢尻逮捕」説については、イノセントなジャーナリストやリテラシーのない芸人コメンテーターたちが「陰謀論」とバカにする一方で、権力の内情を知っている人たちからは逆に「疑わしい」「否定できない」という声が出てきている。

 鳩山由紀夫元首相はともかく(笑)、あの橋下徹前大阪市長までが11月21日のAbemaTV『NewsBAR橋下』で「安倍さんが指示したという証拠は無いので、僕はないと思っているし、そう思いたい」とした上で、「桜を見る会」の名簿の廃棄問題にふれ、こう語っているのだ。

「民主国家でもっとも権力を持っている検察や警察が政治権力の不祥事をかばうために事件化したなんてことは思いたくない。ただ、いまの霞が関の状況を見ていると、そう疑ってしまう部分もあると思う」
「安倍政権に近いジャーナリストに対し性犯罪で逮捕状が出たが、警察幹部が執行を止めたと週刊誌で報じられた。そういうことが続くと、都市伝説を支持する人も出てくるだろう。今回、沢尻さんの尿検査の結果が陰性だったと報じられている。本来なら空振りしないよう、陽性が出るタイミングを見計らっていくのではないのか。やはり『桜を見る会』を誤魔化すためにわざわざこのタイミングで逮捕に行ったんじゃないのと疑ってしまう。僕はそういうことはないと思っているけれど」

 そして、自ら安倍政権の謀略攻撃のターゲットになった前川喜平・元文科事務次官も「smart FLASH」の取材にはっきりとこう答えていた、

「警察も検察も官邸の意向次第で動く、そういう組織になっていることを感じています。いまの黒川弘務・東京高検検事長など、官邸のイエスマンですよ。警察にしても、警察庁の中村格官房長は、例の伊藤詩織さんの事件の逮捕状執行を止めた人間です。重大な犯罪でも見逃すし、遂に小さな犯罪で都合のいいときに捕まえることもできてしまう。そう考えると、沢尻さんの件も疑惑隠しという可能性は否定できないでしょう」

 これは、橋下氏や前川氏が安倍官邸のためなら行政手続きを無視して無理を通すいまの官僚の実態を知っているからだろう。

 しかも、ここにきて、警視庁組対部と安倍官邸の接点がもうひとつ浮かび上がった。それはほかでもない、沢尻を捜査した警視庁組対部の最高責任者で、捜査の尻を叩いていたといわれる猪原誠司・警視庁組対部長の存在だ。

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