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テレ朝『ワイド!スクランブル』が完全にネトウヨ番組に! 教科書圧力扇動の極右解説者を起用、「旭日旗」をデマで全面肯定

テレ朝『ワイド!スクランブル』が完全にネトウヨ番組に! 教科書圧力扇動の極右解説者を起用、「旭日旗」をデマで全面肯定の画像1
テレビ朝日HPより


 いい加減にしろ、と言いたくなる。テレビのワイドショーが連日繰り広げる「嫌韓キャンペーン」だが、そのレベルはもはやネット右翼と変わらない。デマや歴史修正を混ぜこぜにしてまで“韓国を叩ければなんでもアリ”の様相を呈している。

 その筆頭が『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日)だ。『ワイド!スクランブル』といえば、早河洋会長のもとどんどん安倍政権になびいていっているテレビ朝日のなかでも、とりわけ右傾化が著しい番組。ネトウヨから一目置かれる小松靖アナウンサーが司会を務め、毎日のように右派コメンテーターを呼んでは韓国バッシングを繰り返している。

 そんな同番組が9月13日に「旭日旗問題」を特集。当然のように、旭日旗をまったく批判せず、逆に「韓国による言いがかり」のように放送した。たとえば冒頭VTRでは、11日に韓国政府が東京オンピック・パラリンピックの会場への旭日旗持ち込み禁止をIOC(国際オリンピック委員会)に要請したことにかんして、いきなり「韓国がまたしても反日姿勢を加速させている」なるナレーションで始まった。

 いやはや、そもそも政治的主張が禁じられている五輪に旭日旗を持ち込ませないことがなんで「反日姿勢」になるのか、まったく理解ができないが、さらにVTR開けのスタジオでは、小松アナがパネルを使って旭日旗問題を「反日 次の一手!?」などと解説し始めた。

 まず、小松アナは「韓国がナーバスになっている旭日旗なんですけども、そもそも何か見ていきたいと思います」と“旭日旗の歴史”を解説する。旭日旗(正確には放射する光芒を表す紅白のデザイン)は少なくとも明治時代からあるとしたうえで、大日本帝国陸海軍との関係については「軍隊にも使われてきた経緯があります」と述べるにとどめた。ヒドいのはここからだ。

 小松アナは「韓国政府が旭日旗をナチスドイツのハーケンクロイツ(鉤十字)になぞらえた」ことについて「ハーケンクロイツとは全然違う」と言って、「専門家の話」として水間政憲という人物による説明をパネルで紹介。ドイツ軍が使う鉄十字の紋章を引き合いに、こう続けた。

「ハーケンクロイツとは全然違う根拠としまして、まずハーケンクロイツ(鉤十字)というのは、ナチスの党旗として、政党の旗として認知され、ナチスが崩壊していったとともに亡くなった。一方で、鉄十字はあまり馴染みがないかもしれませんが、この鉄十字というのが、むしろ日本の旭日旗に相当するものだと。(鉄十字は)中世以来ドイツの軍事的シンボル。ですから、もし韓国が(旭日旗の)引き合いに出して非難するとすれば、こちら(鉄十字)になるはずなんだけども、当然、軍が使ってきたものなので。だから、こっち(鉤十字)を持ち出してきて旭日旗と同じだと言うのはちょっと筋が違うんじゃないですか。ゆえに、ハーケンクロイツとは(旭日旗は)意味が違うんですよということを、水間さんはおっしゃっている」

 おいおい、ちょっと待ってくれ。この「旭日旗は軍旗だから、ドイツ軍が現在でも使っている鉄十字と同じ。鉤十字とは由緒が異なっているから問題ない」という話は、ネトウヨがしょっちゅう口にするロジックだが、いや、だから何だと言うのか。

 本サイトでは何度も説明しているが。戦前、旭日旗は陸軍では「天皇の分身」として神格化された。「連隊の魂」として礼式や取り扱い等が厳格に規定され、第二次世界大戦末期には爆薬によって旗手が軍旗もろとも自爆したとすら記録されている。ようするに、旭日旗は単なる軍の標識ではなく、大日本帝国の侵略を正当化する神国・軍国主義イデオロギーそのものだ。

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