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小川彩佳アナが『NEWS23』キャスター就任か! テレ朝退社は結婚でなくジャーナリズム放棄への失望

小川アナが退社したくなるのは当然! テレ朝の酷い冷遇

 小川アナは、東日本大震災の直後、古舘伊知郎キャスター時代の2011年4月から2018年9月まで『報ステ』でサブキャスターとして出演していたが、単なる「添え物」でなく、社会問題への強い関心とジャーナリスティックな視点をもっていた。取材にも積極的に出かけ、常に弱者の立場に立ち要所要所で的確なコメントを発し、時を経るごとに存在感を増していった

 事実、政権に不正や問題が起きると、臆することなく厳しい発言もしていた。安倍首相が生出演した際も、MCの富川悠太アナやコメンテーターの後藤謙次が攻めあぐねるなか、厳しい質問を投げかけ、安倍首相を憮然とさせたこともある。

 ところが、政権に忖度する早河洋会長率いるテレビ朝日は『報ステ』の骨抜きリニューアルを敢行。早河会長のお気に入りの徳永有美アナをキャスターに抜擢し、ものいうアナウンサーだった小川アナを同番組から追い出してしまったのだ。

 しかも、その異動先は、ネトウヨ論客も多数出演する『Abema Prime』という、嫌がらせのような人事。小川アナが支持を集めたのはジャーナリスティックでリベラルなスタンスだったにもかかわらず、なぜかテレ朝は番組でコスプレをさせたり、露出多めの衣装でドラマに出演させたり、とセクハラまがいの扱いも繰り返していた。

 こんな目にあっているところに、『NEWS23』から話が来れば、そのチャンスをつかもうとするのは当然だろう。

 小川アナには、ぜひ、『NEWS23』で存分にそのジャーナリスティックな姿勢を発揮してもらいたいところだが、ひとつ心配なことがある。それは、小川アナに見切りをつけられたテレビ朝日側がこの電撃移籍をつぶそうという動きを見せていることだ。

「テレビ朝日はいま、小川アナに関してさまざまな情報を流してゆさぶりをかけています。寿退社説を流したのも、デイリーに『NEWS23』出演説を流したのもテレ朝のようですからね。これからも、退社して他局のライバル番組に出演するのはおかしいとバッシングを仕掛ける可能性もある。小川アナはフリーになっても、大手事務所に入るつもりはないともいわれており、もしかしたら、途中でこの話が覆る可能性もなくはありません」(スポーツ紙記者)

 そんな嫌がらせをする暇があったら、貴重なジャーナリズム精神をもった人気アナウンサーに逃げられないような番組作り、報道姿勢を見せたらどうなのか。

最終更新:2019.02.11 10:09

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