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千原せいじ、ロザン宇治原が「森友追及はクソ」「佐川喚問は魔女裁判」とネトウヨばりの政権擁護! 一方デモ参加のほっしゃんは…

千原せいじ「森友問題追及はクソみたい」、宇治原「佐川証人喚問は魔女裁判」

「森友やなんや言うて、言うたら自分とこの庭での話ばっかしてるやろ? 国民もそやけど、狭いとこで話せんと、広い世界の話でこう……もっと広く見とかな」
「森友もな、結果出たとするやん? 誰一人得せえへんねん。国民生活、何も変わらへんねん。それよりもやっぱ北朝鮮問題とか解決したほうがダイレクトに俺らに返ってくることやから、今後。たとえば、俺らの息子、子どもたち、ひいては孫とかにダイレクトに返ってくる。そっちのほうが大事で。森友問題が片付いたとて『なんやそれ!?』やで。うん。クソみたいなことしてんねんて」

 北朝鮮をめぐる諸外国の動きにおいて“日本だけ蚊帳の外”という認識はその通りだが、その原因はほかでもなく「圧力」一辺倒の安倍外交が大失敗だったというだけで、森友問題とは何も関係がない。というよりも、むしろ森友問題から目を逸らすために北朝鮮危機を国民に煽ってきたのが実態で、両面から安倍首相は責任を問われるべきなのだ。それを、安倍首相の外交の失敗を森友に押し付け、問題追及を「クソみたいなこと」と批判するのは、まったく現実を見ていない証拠だ。

 世論調査でも60%以上が森友問題を「安倍首相の責任が大きい」と回答しているというのに、この世間からもかけ離れた現状認識……。こんな話をしてまともに取り合うのはネトウヨくらいのものだろう。

 しかし、もっとネトウヨ度が高い論を展開したのは、ロザンの宇治原史規だ。

 宇治原は関西ローカルの情報生ワイド番組『ちちんぷいぷい』(毎日放送)で、以前より政権を擁護するかたちの発言をおこない、“関西ローカルきっての偏向番組で唯一まとも”などとネトウヨからもちあげられてきたが、今回の佐川氏の証人喚問についても、3月27日放送回でこんなことを主張した。

「証人喚問をして、というのは偽証罪があるから野党はそれは呼んだほうがいいと。で、それで呼んで、そこで喋らせればいいということがスタートになっているので、『それは信じられない』と言うてしまうと、それは言葉悪いかもしれないけど、魔女裁判に近いっていうかね。最初からかけられた時点で火あぶりが決定しているようなことを証人喚問でやってはいけないので、ちょっと冷静に見ないといけないという部分も僕は非常に思ってます」

 やはり世論調査では、佐川氏の証人喚問での発言に70%以上の国民が納得していない。「刑事訴追の恐れがあるので」とほとんどの質問に対し証言を拒否しながら安倍昭恵氏や官邸の関与だけは根拠も述べないままはっきり否定する、そうしたまったく説得力のない言動を考えれば当然の話であり、野党が偽証を指摘するのは当たり前の流れだ。

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