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稲垣、草なぎ、香取のパラリンピックサポーター就任ではっきりした日本財団の後ろ盾…フジ元社員の笹川会長四男が仕掛人か

地上波ではあいかわらずタブーのまま。『72時間ホンネテレビ』も無視

 ジャニーズの圧力を跳ね返して、3人が起用されるというのは、日本財団がバックについていなければ、ありえなかった話だろう。いや、パラリンピックだけではない。本サイトでは何度も伝えてきたが、ジャニーズ事務所を退所したタレントが、日も浅い内にこれほどマスコミに露出することは、異例中の異例のことだが、これも、日本財団がバックについているということが大きく影響しているはずだ。

 ただし、その力を持ってしても、地上波のテレビについては、崩せていない。先日、AbemaTVで放送された『72時間ホンネテレビ』はネット上で大きな反響と話題を呼んだが、それでもテレビの在京ワイドショーはそろって沈黙。AbemaTVに出資するテレビ朝日でさえ取り上げることはなかった。全国放送では『情報ライブ ミヤネ屋』が唯一、森且行と3人の再会を紹介したが、これは『ミヤネ屋』の制作が関西の読売テレビだからこそ可能だったはずだ。つまり、キー局はジャニーズの顔色を伺い、3人をアンタッチャブルな存在として扱っているのである。

 こういう状況だからこそ、飯島氏は日本財団とのパイプを使って、ジャニーズの強大な権力に対抗していこうとしているのだろう。そういう意味では、飯島氏の気持ちはわからないでもないが、しかし、日本財団はあまりに政界と近すぎる。飯島氏には、くれぐれもSMAPの元メンバーたちが政治目的に利用されることのないよう、釘を刺しておきたい。

最終更新:2017.11.19 12:31

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