その結果、ジャニーズタレントの間では、メリー氏・ジュリー氏への忠誠を誓うような動きが続出している。日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に選ばれ、授賞式のスピーチで監督でも共演者でもスタッフでもなく、ジャニー氏とメリー氏、ジュリー氏に対して「これでちょっとは恩返しができたかなと思うと、すごくありがたく、また頑張っていこうと思っています」と謝辞を述べた嵐の二宮和也、あるいは「文春」の直撃に対しSMAP批判・事務所擁護を展開した滝沢秀明、SMAPの功績をなかったかのように嵐をもち上げる後輩タレントたち……。
一方で、メリー氏・ジュリー氏に嫌われ、冷遇されているタレントたちの不満、鬱憤もかなりたまっているという。
SMAP騒動によって、飯島派VSメリー&ジュリー派という明確な派閥はなくなったが、ジャニーズには、メンバー間格差、そしてメリー氏のオキニタレントVS非オキニタレントという新たな火種が燻り始めている。タキツバの意見対立はそのことを明らかにしたといえるだろう。
今後はコンビやグループ内でも意見が分かれ、内部分裂を起こす動きなども出てくるかもしれない。
(島原らん)
最終更新:2017.12.07 05:29