2人の対立は決定的。その深刻さに活動再開は…
ジャニーズ事務所の滝沢秀明と今井翼の2人組ユニット「タッキー&翼」が、ユニットとしての活動を今月から休止することが発表された。
活動休止の理由としてジャニーズ事務所は「この数年はタッキー&翼として良いパフォーマンスをご披露出来ず、どのように活動することが良いか話し合いを重ねて参りました。最終的に2人でこのまま継続するよりも、一度グループ活動を休止し、それぞれがスキルアップを目指した個人活動に専念することで成長してタッキー&翼に戻ってきたいという本人達からの希望を受け入れることと致しました」と説明。1年ほど前から話し合いをしていたという。
突然の発表にファンからは驚きの声があがっているが、たしかに予兆はあった。タッキー&翼は今月11日にデビュー15周年を迎えるが、ジャニーズ事務所はデビュー◯周年のアニバーサリーイヤーにはそのタレントやユニットを猛プッシュすることで知られる。にもかかわらず、今年のタッキー&翼にそうした動きはほとんど見られず、コンサートもなければCDの発売もないという状態だった。
しかし、気になるのはその理由だろう。ジャニーズの説明には「それぞれがスキルアップを目指した個人活動に専念することで成長」とあるが、そもそもタッキー&翼はほかのグループ以上に個人活動の多いユニット。そんなことが今さら活動休止の理由になるとは思えない。
実は話し合いが始まったとされる1年ほど前、滝沢と今井のあいだで決定的な意見の対立があった。それは、ずばりSMAP解散をめぐる意見対立だ。
昨年9月、SMAP解散問題について「週刊文春」(文藝春秋)に直撃された滝沢は「事務所に感謝するのは当たり前。それをわからなかったらアホでしょう」と、事務所側に立ち、独立を企てた中居ら4人を強く批判した。
一方の今井は、同じ中学出身の中居を日頃から慕っており、中居のほうも今井をかわいがっている。そんな今井は、SMAP解散についても「メリーさんのせいだ」とグチり、事務所批判をしていたと報じられた。
ふたりが活動休止に向けた話し合いを始めたのは1年前ほど前とされており、ちょうどこうした2人の意見対立が表面化した時期と一致する。つまりこのSMAPをめぐる意見対立が、今回の活動休止にもつながっていったのではないか。とすると、休止の期間は不明で解散はないとされているが、2人の確執は深刻で活動再開は極めて不透明と言わざるを得ない。
本サイトでは、昨年10月、このタッキー&翼のSMAP騒動をめぐる意見対立について報じた。しかも、この対立はSMAP問題だけにとどまらない、2人のあいだにさらに深刻な確執を生み出しており、またタッキー&翼だけに限った問題でもない。以下に再録するので、あらためてご一読いただきたい。
(編集部)