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「AV は親公認」と語ってきた紗倉まなが告白! AV女優であることを親や友人に認めてもらうまでの“闘争”

 また、前述『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』では、デビュー当時まだ高専に在学中だったため、デビュー作が出た翌週にはクラスメイトや学校にバレてしまい、職員会議にかけられるなどの問題になりつつも、一貫して自分ではないと否定していたら何とかやり過ごせたと、これもまた事もなげに綴っていた。

 しかし、この「友人バレ」に関しても「親バレ」同様、そんな簡単にやり過ごすことのできた問題ではなかったようだ。前述『MANA』に掲載されている吉田豪との対談で、実は同窓会に呼ばれなかったことがあると彼女は明かしている。

「その時は結局、私は呼ばれてなくて行けなかったんですよね。「呼んじゃったけど、やっぱり来ないでほしい」みたいな、ちょっと邪見にされてた時期が実際あったんですね。あんま紗倉まなとは関わりたくないみたいな。仲良くしてくれてる子もいたんですけど、ネタみたいな感じというか、イジリというか、邪見にされる。冷たい視線も感じました」

 それは最近になるまで続いていたと言う。続けて彼女はこのように語っている。

「でも最近、その時の友達と連絡を取るきっかけがあって、こないだ会ってきたんですけど。みんな就職してから価値観が変わったっぽいというか、学生の時と社会人になってからだと、私みたいな仕事をしている人の受け入れ方が全然変わるんだなって思って。(中略)こないだ会った時はみんな仕事の話メインで、私なんかエロ屋でしか社会人経験してないのに「聞いてよー上司が……」とか相談されたりして。前までは来ないでほしいみたいな感じだったのに、今はそういうふうに普通にしてくれるんだな、って。(中略)その時はすごく傷つきましたけど、今はそりゃそうだよなって納得できてますね」

 やはり、AV女優になることに対してすんなりと「親公認」が出ることなど滅多なことではないのだ。親バレを経験した女優たちのなかには修羅場を経験する人もいる。恵比寿★マスカッツの副キャプテンとしても活躍中の川上奈々美は、「週刊プレイボーイ」(集英社)16年6月27日号のなかでその経緯を告白していた。

 彼女はデビューしてから半年後、3歳上の兄がネットで作品を見つけたことがきっかけで親バレしてしまった。そして、兄からAVのことを聞かされた母の反応は強烈なものであったと言う。

「すぐに母親から電話がかかってきて『こんな子に育てた覚えはない。完全に信頼関係をなくしました』って怒られました。母親はドラマのキスシーンでもいやな顔をするほど“潔癖”な人だから、娘がAVやってるなんて、絶対に許せなかったんだと思います」

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