だが、これもやむをえないのかもしれない。今のSMAPは震災支援どころか、5人が顔をそろえることすらほとんどままならない状態だからだ。
「SMAPはあの騒動以降、5人一緒のスケジュールを最低限にまで減らしてしまった。今は、何週間かに一回、『スマスマ』のビストロ収録で顔をあわせ、撮り溜めするだけ。番組最後の東日本大震災の支援金受付メッセージも、そのときに撮り溜めしている。5人揃って他の新しい企画やトーク、コントを収録するのは不可能な状態です」(前出・スポーツ紙記者)
しかし、ひとりひとりのメンバーの気持ちは変わっていないはずだ。とくに、東日本大震災の時に音頭をとって、生番組を企画した中居はなおさらだろう。
中居が今回、地震発生から10日というかなり早い時期に現地に入ってボランティア活動に参加したのは、今、SMAPとしてやるべきことができない自分たちへの忸怩たる思いというのもあったのかもしれない。
できれば、もう一度、5人そろっての震災支援をする姿をみたいが、やはりそれは無理なのだろうか。
(本田コッペ)
最終更新:2016.04.26 11:16