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年末特別企画 リテラの2015年振り返り

SMAPがジャニーズから追い出される?…マスコミが報じなかったジャニーズ10大事件簿(後編)5〜1位

★2位 嵐の暴露本を元スタッフが出版! 嵐メンバーが意外と不仲で性格悪いことが判明!

 ジャニーズ界隈で今年最大の話題になった本といえば、コレだろう4月に発売された嵐の暴露本『嵐、ブレイク前夜』(元「嵐」側近スタッフ一同/主婦と生活社)。著者は「元側近スタッフ一同」とされているが、デビュー当時から担当していた元マネージャーともいわれている。いずれにせよ嵐に非常に近い立場のスタッフが、嵐の知られざる素顔を暴露し、大きな話題となった。

 その中で最もファンを驚かせたのが、「メンバー不仲」の記述だ。嵐といえば、メンバー全員が仲良しで、グループに付き物の不仲やギスギスとは縁がなく、嵐は“5人とも性格が良く、メンバー全員が仲良しのグループ”というイメージがその人気を支えてきたが、同書によると実は嵐もけっこうギスギスしていたことがわかった。

 たとえば、二宮和也と松本潤は、「結成から数年は仕事以外ではろくに口もきかないほどの不仲だった」そうで、その原因は正反対の性格にあるらしく、二宮は「常にガツガツとしている松本が苦手」で、逆に松本は松本で「何かにつけてゆるく見える二宮がそれでいて人気があることに、釈然としない思いを抱いていた」のだという。

 また当初嵐のセンターとして売り出される予定だったが人気が伸びずセンター失格の烙印を押されてしまった松本は「この決定を聞かされた途端、不機嫌な気持ちをあらわに」し、その後しばらく「仕事中、ちょっとしたことでピリピリしたり、ふてくされたり」、マネージャーに当たり散らすこともあったという。

 対してセンターに対するこだわりが稀薄だったという櫻井翔は、「育ちのよさや賢さも含めた総合的な人間力には絶対的自信を持っていて、“事実上のセンター”は自分だと自然に考えているふしが見受けられ」、その絶対的自信は、ときに不人気メンバーに対する上から目線や不満となってあらわれることもあったという。

 またリーダーの大野智についてはマイペースに見えて実は不人気を気にしていたという意外な面が明かされている。……と嵐の知られざる負の側面が次々と暴露されるのだが、逆の意味で驚かされたのは相葉雅紀だ。暴露本にも誰との不仲も嫌な性格もまったく書かれない、相葉クンて本当に性格いいんだなと思わされた。
 
 同書ではその相葉が恋愛体質でAV男優・加藤鷹の恋愛マニュアル本を真剣に読み込んでいたというエピソードや、櫻井の歴代彼女、二宮の写真流出事件の裏事情など、マスコミが決して報じることのない嵐の恋愛事情も赤裸裸に綴られている。大手マスコミが同書を取り上げることはまったくなかったが、貴重な資料ということで2位にランクインした。

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