ところが、「J-CAST」はこれについてはまったくコメントせず、ひたすら「CM降板はなかった」というミスリード、誘導を行った。そしてそれにネット民が安易に飛びついたというわけだ。
繰り返される歴史修正主義者たちの典型的な手口にはうんざりさせられるが、しかし、そんなことより心配なのは、石田純一の状況だ。今回の「J-CAST」の記事で明らかになったのは、想像以上に石田に圧力がかかっていたという事実だ。前述したように、味方であるはずの事務所側やマネージャーまでが逆に敵に回って、石田に圧力を加えている事実があるからだ。
同記事では、石田の今後について、マネージャーがこんな発言もしている。
「言論の自由ですから、後は本人次第になります。今後のことについては答えていませんでしたが、気を付けて目立つことはしないように考えると思っています」
このセリフはもうすでに、石田にこれからは政治的発言をしないよう、言い含めたというように聞こえる。石田純一は大丈夫なのか。これからも勇気ある発言を継続してくれるのか。非常に気になるところだ。
(伊勢崎馨)
最終更新:2020.08.23 07:25