小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

menu

石原さとみも“例のプール”に! 場所だけでエロい“例のプール”の秘密

 ほかにも「週刊少年ジャンプ」の『恋するエジソン』(渡邉築/集英社)に“例のプール”と思われるものが登場したり、アイドルグループであるPASSPO☆の『キャンディ・ルーム』という曲のミュージックビデオに使われていたり。さらに、『マンガ家と作るBLポーズ集6セレブ篇』(新書館)には、財閥御曹司の社長と秘書という設定のカップルが、“例のプール”でいちゃつく場面も収録されている。今では男性だけでなく、腐女子までもが“例のプール”を認知するかもしれない事態になっているのだ。

 ただ、これほど人気の“例のプール”だが、美少女系AVメーカーの老舗・アリスJAPANの広報を担当するじゅりお氏や、“例のプール”を中心にプールで撮影されたAV作品を収録したベスト盤『SEX on the プール』を作ったROOKIEのプロデューサー・当麻雄仁氏によると、“例のプール”を使ったからといって、そのAVが売れるわけではないという。

 それでもAV撮影にこの場所が使われる理由は、撮影するにはお手頃な場所だからだ。00年以前は、海外や地方の別荘などで撮影されることが多かったプールでのシーン。しかし、それ以降は経費削減により、遠方へのロケ撮影が厳しくなったらしい。そんなとき、都内という近場で撮影できる“例のプール”のことを知って、かなり重宝したのだ。実際、“例のプール”がスタジオとして使われるようになってから10年ほど経っているが、「AV30年の歴史のなかの10年の競泳水着物の撮影をこのプールがほぼ独占してる」という。“例のプール”は屋内温水プールでもあるので、季節に関わらず撮影できるということも大きなポイントだったのだろう。

 こうして、多くの人たちに徐々に浸透してきた“例のプール”。AVに使われる場所で女優やアイドルが普通に撮影していることや、日曜の朝に子どもとこのプールを見てしまった背徳感にドキドキするのが醍醐味でもあった。しかし、最近ではAV以外で“例のプール”を見る機会も増え、逆にAVでは“例のプール”を見たことがないという人も増えてきている。今後も、“例のプール”でのAV撮影がなくなることはないだろうが、“例のプール”ネタで盛り上がるためにも、もうしばらくは大人だけに通じる“例のプール”であってほしいとも思ってしまう。
(島原らん)

最終更新:2014.09.16 08:06

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

カテゴリ別に読む読みで探す

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。

プッシュ通知を受け取る 通知を有効にする 通知を停止する