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ぶっちゃけインタビュー!

現役グラビアアイドルが「刺される覚悟で描いた」芸能界の裏側とは!?

■収入は月2、3万円! 裏営業に精をだすグラドルたち

 ──最初に聞きたいんですが、マンガに描いてある事って本当なんですか?
「もちろんです! 噂とかではなく私の実体験で、全て実話です」

 ──ってことは……芸能界からの反響というか、大丈夫ですか?
「刺される覚悟で描いてます。芸能界から抹殺されても仕方ないかなと。その時はその時で(笑)。私みたいなちっぽけなグラドル、いちいち殺したり姦したりしないだろう、と。でも本当にヤバいと思ったこともあります。雑誌連載中に業界の偉い人に『ふざけんじゃないぞ』と警告されたことがあって。その時は『やべー』と思い、刺される覚悟で一緒に飲みに行ったんです。そこで『描いていいですか?』とお伺いをたてて、実際にそのエピソードも本に描いちゃいました」

 ──すごい根性ですね。
「でも本当に心から信用している仲間や人は描かないし、ウらない。『こんな奴は描かれて当然』と思ってる人を、私のフィルターを通して描いるだけなんです。枕(営業)をやったり愛人を囲っているおっさんは絶滅していいと思ってるので(笑)。枕は日常茶飯事レベルでありますしね。仕事が欲しいという面もありますが、基本的にグラドルはお金がない子が多い。それでスポンサーとして“パパ”になってくれるだけで有り難いと思う。いい部屋に住まわせてくれるパパがいるだけですごく助かる。30万円のマンションを借りてもらって、お小遣いをもらって、パパが気分でヤリにくるみたいな。枕の相場は一晩で20万円という感じです」

 ──グラドルってそんなに金銭的に大変なんですか? 
「底辺だとギャラは月2、3万円が普通です。撮影会を週4回やって合計で2、3万。週刊誌の雑誌のグラビアは基本ノーギャラだし、出れるのはほんの一握り。DVDは買い取りで5万。テレビなんか5千円で交通費も出ない。だからキャバ嬢のバイトをやったり、愛人をして食いつなぐんです。でもみんなテレビに出てタレントになりたい、有名になりたいと必死なんです。本当はかわいい子は何もしなくても売れるんですけどね」

 ──作品には裏営業の話も出てきます。業界人が集まるパーティに行ったり。
「業界人が集まる飲み会やパーティは営業狙いだけでなく、タクシー代狙いで行く。2、3万円はタク代をもらえますから1日に3つ掛け持ちするなんてことも。合計で6万円ゲット(笑)。誘われればパーティとかは絶対行きますよ。だからグラドルは自然と酒豪にもなる(笑)」

 ──いやー。大変な世界なんですね。でも業界人男ってすごい肉食系でびっくり。
「肉食オヤジはホント業界全体で多いですよ。でも一番最悪なのが下請けの制作会社の社長さん。やりたい放題ですもん。色が黒くて、胸元を開けて、手首にじゃらじゃら何か付けてて、ザ・業界オヤジ。気持ち悪いっすね。しかもアラフィフが100%近い。当然妻帯者で、そういう人に限って子どもの写メを待ち受けにしていたりする。クソですね」

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