しかし驚くのは、お金の話以上に、アイドル像を超越した“恋バナ”の中身だ。普通、売り出し中のアイドルは、インタビューなどでも理想のデートやタイプを“想像して”語るのが精一杯。だが、関ジャニは2012年にコンサートのMCで、過去に横山・村上・渋谷すばるとそれぞれの彼女を連れて温泉に行ったという「トリプルデート」発言を放ち、ファンを騒然とさせた過去がある。しかも、生々しい恋バナを展開した挙句、渋谷は「31まで生きてて、ジャニーズやったら女の一人や二人知ってますよ」と開き直り、純情なファンはますます混乱することになったのだ。
このように一見すると、ジャニーズらしからぬ発言が非常に多い関ジャニ∞。生放送のチャリティー番組という、失言が命取りとなる番組のパーソナリティーとしては不安に感じる部分もあるが、こうした“生身感”“リアルな等身大感”こそが、他のグループにはない彼らの魅力。視聴者としては関ジャニらしいアクシデントも期待したいところだが、さて、どうなることか。
(江崎理生)
最終更新:2014.09.04 11:37