『5時に夢中!』番組HPより
元SMAP独立組、新しい地図の3人(稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾)のテレビ出演に対して、驚くべき人物が圧力をかけていたという事実が明らかになった。
元SMAP独立組については、周知の通り、テレビ出演をさせないためにテレビ局に圧力をかけていた可能性があるとして、公正取引委員会がジャニーズ事務所に注意をしていたと報じられたばかり。実際、7月19日放送『ニュースウオッチ9』(NHK)では、民放テレビ局関係者が「ジャニーズ事務所のタレントに出演依頼した際、事務所の幹部から、『元メンバー3人が関わっている場合は、所属タレントを出演させられない』と圧力をかけられた」と証言しており、ジャニーズ事務所による圧力があったことは明らかだ。
そんななか、「週刊文春」(文藝春秋)2019年8月8日号は、『5時に夢中!』(TOKYO MX)への稲垣吾郎のレギュラー出演をめぐって、なんとあのマツコ・デラックスが圧力をかけたと報道したのだ。
記事によると、稲垣がジャニーズ事務所を離れて以降、初めての地上波生放送出演となった『5時に夢中!』2017年10月24日放送回が好評だったのを受けて、稲垣を月に一度の準レギュラーとして起用する案がTOKYO MXと、稲垣の所属事務所・CULENとの間でもち上がったという。
しかし、それに対して、マツコの所属事務所であるナチュラルエイトは異議を申し立て、「稲垣を出すならマツコは降板する」とまで脅しをかけて抵抗した。マツコは『5時に夢中!』の看板コメンテーターであり、この番組の名を世に知らしめた功労者である。そんなマツコの意見は覆すことができず、この稲垣準レギュラーの計画は頓挫したのだという。
前掲「週刊文春」はこの件についてマツコ本人に直撃しているのだが、そこでマツコは、稲垣の準レギュラー起用に反対したという話を否定せず、さらに、新しい地図組の置かれている現在の状況に対してこのようにコメントしている。
「もちろん忖度もあっただろうけど、どの業界だってあるわよ」
「SMAPだから使われていたわけで、SMAPじゃなくなった三人に魅力を感じますか」
「あの三人はSMAPにいたからこそチヤホヤされていたんだから」
タブーなしで視聴者の意見を代弁する毒舌が多くの人々を魅了してきたマツコとは思えぬ発言に驚いた人も多いかもしれない。というか、なぜ、マツコが元SMAP排除に動くのか、理由がわからない人も多いだろう。
しかし、本サイトが以前から指摘していたことだが、(https://lite-ra.com/2018/01/post-3742.html)、実は、マツコはもともと、テレビ業界における反SMAP勢力と深いと関わりがあった。