こうした意見を持っているのは、加藤だけではない。きょう放送された『ゴゴスマ〜GO GO!Smile!〜』(CBCテレビ)では、同じく吉本所属の友近が、体制の刷新が必要であるとの認識を示した。
番組で松本人志が岡本社長会見後、初めて投稿した〈寝不足芸人がいっぱいやろな〜 でもプロ根性で乗り越えましょう。私達は生まれつきオモロイ〉というツイートが紹介されると、友近はこう違和感を表明した
「松本さんはテレビでもおっしゃってましたけども、いまの大崎・岡本体制で会社をみんなでやっていこうっていう考えを持っていらっしゃる方で、お二人との絆がすごく強いと思うので、吉本興業のなかでこうやってみんな前向きに頑張っていこうっていう思いを綴られたと思うんですね。ただ、私はこれ見て、まだここの気持ちまで追いついてないぞってことなんですね。そこの次元にいけていないというか。絆がすごく松本さんは強いと思われるので、お二人とは。私はまあ、会社のトップという見方をしていますので、岡本さんは。だから、まだ、芸人と社長との信頼関係というのが成り立ってない関係で、あの会見を見て余計にそれがちょっと不信感を抱いてしまったので、まだこの(松本のツイートのような)気持ちにはならないので。
でも、松本さんはあの会見を見られてでも、これを書いたってことは、みんな俺についてきてくれじゃないですけど、そういうことでみんな頑張っていこうってこの文章でみんなに呼び掛けているんじゃないかなと思うと、ちょっと私は『待って。ちょっと松本さん待ってください』って思ってしまいますね」
さらに、加藤浩次の意見と近いのかと聞かれると「それはあります」と明言。加藤と同様、やはり、「在京5社在阪5社が株主だから大丈夫」発言に絡んで、こう語った。
「在京・在阪の株主の方々は、昨日の会見を見て、どう思われたかっていうのを、すごく私は生の意見が聞きたいですね」
「視聴者とか世論が、もう気持ちが、会見を見て一緒になったというか、『あ、やっぱり会社って、吉本ってこういう会社なんだ』ってわかったいま、どういう決断を下すのか、これからもその代表取締役として支えていくのか、不信任するのか。そこはほんとうに、水面下ではなくて、表立ってちゃんと意見が聞きたいです」
この経営陣に株主であるテレビ局は引導を渡すのか、それとも黙認するのか。それをちゃんと視聴者にも説明してほしい。この友近の意見はもっともなもので、多くの視聴者が同じ意見をもっているはずだ。