「女性と対等に論じ合いたいと思う反面、そばで飯を作ってくれたり家事をしてくれることにものすごく愛情を感じてしまう、そんなもうひとりの自分がいます」
「今ある価値観の幸せだけでいいのか」「考えることが大事」と言いながら、かたや家事を愛情表現だと言って女に押し付ける。それこそ古い価値観じゃないの?と矛盾を感じるが、そもそも女に理知的であることを求め、さらには家事までしっかりやれなんて、理想のハードルが高すぎやしないだろうか。
しかも、自分は論理的な人間であることをアピールする伊勢谷ではあるが、過去にはDV疑惑がもち上がったこともある。それは長澤まさみとの交際がスクープされた1カ月後、2013年4月に「週刊文春」(文藝春秋)が掲載した「長澤まさみの新恋人 伊勢谷友介はサディストだった!」という記事が発端だ。
この記事では、伊勢谷の元恋人だという現役の芸能人女性・Aさんが日常的に伊勢谷からDVを受けていたとし、彼女の関係者や知人の証言によれば、Aさんは伊勢谷との結婚まで考えていたものの、断念したのは伊勢谷の暴力があったからだという。目が赤く腫れるまで顔をぶたれたり、顔はまずいと思ったのか足を蹴られるようになった話や、サバイバルゲームが趣味の伊勢谷が部屋の中でもエアガンでAさんを撃つこともあったなど、その内容はかなりショッキングなものだった。
また、Aさんだけではなく、伊勢谷と1年近く交際したというモデルのBさんも伊勢谷からDV被害に遭っており、この事実を知ったBさんの親は激怒。最後は数百万円の慰謝料が支払われたというが、伊勢谷から逃れるために留学したBさんに、伊勢谷は復縁を迫るために海外まで追いかけてきたのだという。こうしたDV疑惑について記者にぶつけられた伊勢谷は、“半ばキレ気味に”「ああ、もう結構です!」と回答を拒否したと書かれている。
もし、この報道が事実ならば、彼はなにか心の闇を抱えているようにも思えてくる。たとえば、伊勢谷と交際していた広末涼子にしても長澤まさみにしても、伊勢谷と別れた後、そろって奇行に走っている様子が報じられた。これはただの偶然なのか、それとも伊勢谷の闇が相手まで狂わせるのか……。ともかく、彼と付き合うのはたいへんなことであるようだ。
(大方 草)
最終更新:2018.07.22 10:01