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岸田首相「TIME」誌問題で露見した日本マスコミの権力忖度体質! 岸田が『世界一受けたい授業』に出演する日テレは

安倍のと同じやり口! 岸田首相と会食繰り返す日テレ幹部たち 『世界一受けたい授業』に岸田出演で政権PRに加担

 政府が報道の見出しに口出しするという国際的な問題を引き起こしたにもかかわらず、それを指摘することもなく、むしろ政府に同調して「軍事大国は言い過ぎ」と言わんばかりの報道をおこなう──。もはやため息しか出てこないだろう。

 しかも、こうした“忖度報道”の背景には、岸田首相と日テレの密着関係がある。実際、今月10日に岸田首相は日テレ顧問の大久保好男氏らと会食し、3月14日にも粕谷賢之・日テレ取締役常務執行役員らと会食。昨年12月16日には日テレが所有する東芝の迎賓館施設だった「高輪館」で、杉山美邦会長に石沢顕社長、大久保氏や粕谷氏という日テレ幹部が揃って岸田首相を“接待”している。

 さらに、本日13日には、日テレの長寿人気番組である『世界一受けたい授業』に岸田首相が「特別講師」として出演。すでに収録を終えており、岸田首相は「総理のお仕事」と「G7広島サミット」について講義するという。

 メディア幹部と会食を繰り返し、好意的な報道をおこなうテレビ局のバラエティ番組に出演して好感度を上げる。これはまさしく安倍政権のメディア戦略であり、岸田政権もまったく同じことを実行しているのだ。このような関係のなかで、政府による報道圧力を批判することなど、どだい無理な話。情けないにも程があるだろう。

最終更新:2023.05.13 11:01

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