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眞子内親王をPTSDにした“小室圭さんバッシング”の差別的本質! 竹田恒泰は“小室嫌悪”を扇動し女系天皇ツブシに悪用

小室氏の母親の“借金”報道も髪型バッシングと同類のイチャモンにすぎない

 この髪型にまでイチャモンをつけるバッシングについては、さすがに批判の声が出始めたが、しかし、この数年にわたる小室氏バッシングは、本質的には今回の髪型攻撃とたいして変わりがない。

 そもそも、小室氏をめぐっては、婚約内定が発表されたときから、その収入や家柄をあげつらって結婚を否定しようという動きが出ていた。週刊誌も、小室氏の家族へのバッシング報道を展開。小室さんの亡くなった父親がじつは自殺していた(「週刊新潮」新潮社)、父親の自殺を苦にした父方の祖父も自殺した(「週刊現代」講談社)、母親が霊能者のような人と付き合いがある(「女性自身」光文社)、小室さんの母親が元婚約者の商社マン男性以外にも彫金師男性と交際・同居していた(「週刊女性」主婦と生活社)などと書き立てていた。

 そんななか飛び出したのが、結婚延期の理由となった、小室氏の母親と元婚約者男性との金銭トラブルだった。

 しかし、この報道も明らかに理不尽なものだった。まず言っておかなければならないのは、この問題はあくまで「母親のトラブル」であって、小室氏本人とはなんの関係もないということだ。

 親の借金(しかも定かではない)という経済的事情を理由に結婚を認めないなどというのは差別そのもので、ましてや戦後民主主義・戦後憲法の擁護者たるべき皇室として許されることではない。

 しかも、この金銭トラブルは中身自体もメディアがこぞって報道する価値があるようなものではなかった。元婚約者の男性サイドは「貸した」と言っているが、借用書が存在しておらず、ほんとうに借金かどうか疑わしい。婚約中、婚約相手の子どもに支援しただけという可能性も十分に考えられた。また、小室氏の母親とこの男性の婚約が解消されたのは、男性側が破棄したためで、むしろ男性側が慰謝料を払ってもおかしくない事案だ。実際、小室氏を批判していたワイドショーでも、裁判をしてもこの元婚約者に勝ち目はないと、多くの弁護士や専門家が指摘してきた。

 しかし、メディアはそんなことはおかまいなしで、小室氏と母親を一方的に悪者扱いし続けた。

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