フランスの記者から海外報道陣の対策について追及されても、はぐらかした菅首相
こんな計画をいまだに推し進めているのに、菅首相は「選手と一般の国民は交わらない」と断言したのである。完全に国民に対する虚言の説明ではないか。
選手や大会関係者の問題のみならず、昨日の会見ではラジオ・フランスの記者から海外報道陣の対策について「数万人の行動を監視するのは物理的に可能か」と追及がおこなわれたが、その際も菅首相は質問されていない選手団の話にすり替え、「選手と日本国民の命、健康はしっかり守ること、ここは隔離しますので、できると思っています」などと語り、肝心の海外報道陣の問題については短く、「それ以外の方は、さまざまな制約がある、水際も含めてありますので、そこは安全対策を徹底していきたいと思っています」と具体性の欠片もない話で終わらせていた。選手の「隔離」も嘘なのに、数万人にもおよぶ海外報道陣の対策など、とれるはずがないだろう。
この期に及んでも大嘘と大言壮語で国民を欺いた菅首相。この男のホラ吹き体質・棄民思想によって、国民の命の危険はますます高まっているのである。
(編集部)
最終更新:2021.05.08 03:21