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安倍首相は本当に病気なのか? 辞任表明以降一度も病院に行かず、「敵基地攻撃能力保有」ぶちあげ最後のレガシーづくりにやる気満々

安倍首相は辞任表明以降、一度も慶應病院に行っていなかった! 受診は歯の治療だけ

 最後まで王様気分で自分の欲望を隠さない、この厚かましく恥知らずな姿勢──。しかも、退陣を目の前にして「レガシー」をぶち上げたり、自画自賛したりする以前に、ぜひ安倍首相には説明していただきたいことがある。それは辞任理由として挙げた持病の悪化について、だ。

 というのも、じつは安倍首相、健康不安説の決定打となった8月24日の2度目の慶應義塾大学病院入り以降、同院を受診していないのである。

 8月28日の辞意表明会見で安倍首相は、「今後の治療」についてこう語っていた。

「現在の薬に加えまして、さらに新しい薬の投与をおこなうことといたしました。今週初めの再検診においては、投薬の効果があるということは確認されたものの、この投薬はある程度継続的な処方が必要であり、予断は許しません」
「新しいお薬を使いまして、2回目のときにですね、検査もおこなったんですが、効果が出ているということでございました」
 
 この「新しい薬」について、安倍首相の辞任をスクープしたNHKの岩田明子記者は「レミケード」だと解説していた。レミケードは点滴投与されるものだというが、しかし安倍首相は8月24日以降、慶應病院を受診したとは一切報じられていない。

 実際、首相動静を見ても、8月24日の受診以降、病院を訪れたのは9月9日の午前中に「歯の治療」のために日本歯科大付属病院を受診しただけ。この日以外は、平日は午前に私邸から官邸・公邸に出向き遅くても18時30分ごろまでに官邸を出て私邸に直帰。土日も、台風10号にかんする関係閣僚会議などに出席した9月6日以外は私邸で終日過ごしている。

 たしかに点滴治療くらいであれば公邸や私邸でも受けられるだろう。だが、安倍首相は周知のとおり、辞意を表明する前は2週連続で慶應病院を受診し、しかもその情報は前夜からマスコミに流れ、その結果、慶應病院前にはマスコミが大挙して駆けつけ、車で病院入りする様子が大々的に報じられた。辞意表明する前ならば秘密裏に治療を受けることも考えられるが、それもせず、なのに体調悪化を説明して辞意表明したあとにわざわざ秘密裏に治療を受ける必要など、どこにもないのだ。ところが、辞意表明後は受診した形跡さえない──。

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