検査を求める声を封じてきた村中璃子、『ミヤネ屋』『Buzzfeed』の責任
こうした声を受けてか、政府は今頃になって、PCR要否判断について全国的に実態調査をすると言い出しているが、遅すぎるだろう。この2カ月もの間、検査拒否や検査件数の少なさがずっと指摘され続けてきたにもかかわらず放置し、政府は積極的に検査を拡大する方針やそのための対策を取ってこなかった。これは明らかに政府の責任だ。
その結果、無用な感染を広げ、実態を隠し、日本の脆弱な医療環境を改善していくチャンスを奪ってきたのだ。
これは、検査不要論をがなり立て、検査を求める声を封殺してきた医療ジャーナリスト・村中璃子氏ら専門家、『情報ライブ ミヤネ屋』『BuzzFeed』のようなメディアも同罪だ。
黒沢や宮藤官九郎のケースもそうだが、いま、ネットでは感染者をバッシングする風潮が広がっており、陽性が判明した有名人が謝罪をするという理不尽な状況が起きている。
だが、本当に批判されるべきは、被害者の患者ではなく、検査不要論で感染を拡大させてきた政府、専門家、メディアだろう。彼らこそ、きちんとこの状況の責任を認めて謝罪するべきだ。
(編集部)
最終更新:2020.04.05 09:17