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自殺した赤木さんの妻が『バイキング』生放送中にLINEで…森友改ざん“極秘ファイル”が検察と近財の手で消されてしまう

坂上忍「コロナに埋もれさせてはいけない」アンミカ「声をあげていくことが大事」

 国民が知るべき事実が、証拠が、握りつぶされてゆく──。赤木さんの妻が生放送中に投げかけたメッセージに呼応するように、コメンテーターのアンミカはこう述べた。

「公文書っていうものが、国民のみなさんも、ちょっと気持ち緩んでるというか、やっぱりみんなのものなんで、これは許さない、改ざんは許さないって声をあげて、政治家の方が脅威に思うほど声をあげていくっていうこともすごい大事だし、政治家もその声を受け止めるっていうふうな政治であってほしいと思うんですね。これ、もっとみなさん、声をあげていくこと大事じゃないですか?」

 さらに坂上も、このように言及した。

「いま、コロナウイルスで一色になってますけど、それに埋もれていい話では絶対にないと、僕は思います」
「相澤さんのお話とか聞いて、ふと思ったのは、きょうは最初、新型コロナウイルスのニュースをお伝えさせていただきました。で、ふたつ目のニュースで、このニュース。これ逆にしてね、こっちのニュース、先にお伝えさせていただいて、その後に(新型コロナ対応の)安倍首相の会見見たら、どんな目で俺は見てたんだろうかって、ふと思ってしまって。まあ、つまるところ、やましいところがないのであれば、真実を明らかにしていただきたいというのが、多くの国民の声なんじゃないんでしょうかね」

「安倍首相は、2017年2月17日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました」と訴える赤木さんの妻の声に対し、安倍首相は「自分の答弁が改ざんのターニングポイントになったとは手記には書かれていない」などと強弁、再調査の拒否だけではなく、赤木さんの妻のコメントまでをも真っ向から否定しつづけている。そんな自分に都合の悪い事実は徹底して隠蔽し、闇に葬ろうとする安倍首相は、新型コロナという国民の生命にかかわる重大事でも、同じようなことをするのではないか……。つまり、安倍首相の公文書改ざん問題や赤木さんへの反応と、新型コロナ対応は、地続きの問題だ。そう坂上は訴えたのである。

 赤木さんの妻は『バイキング』で、視聴者に向けてこんなメッセージを寄せていた。

「2017年2月17日に安倍首相が国会で発言したことが改ざんのきっかけだと夫は手記に残していません。
それをもって安倍首相は再調査しないとおっしゃっています。
それはおかしいです。」
「私は夫がもがき苦しみ死を選んだ理由が知りたいです。
たくさんの方々の声がそろそろ届き安倍首相と麻生大臣が再調査する事を決断してくださると信じています。」
「夫が命がけで残した手記と遺書です。
再調査していただけるまで私も命がけでお願いし続けていきます。」

 命がけで再調査をお願いしていくという、赤木さんの妻の強い決意。赤木さんが死を賭けてあげた最期の声を無視することは絶対に許さない。今度はそう国民が声をあげるときだ。

最終更新:2020.04.02 02:59

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