五輪開催だけでなく、日本の検査件数の少なさに世界中から疑念
さらに、こんな皮肉を効かせたツイートも。
「私は妖精の存在を信じている。サンタクロースの存在を信じている。イースターバニーの存在を信じている。東京五輪は……まあ、私は信じたいとは思うけど…あなたもほんとうはわかってるでしょ」
(I do believe in fairies
I do believe in father Christmas
I do believe in the Easter Bunny
I do believe in Tok... well I want to believe, but y’know, really)
この期におよんで東京五輪7月開催を宣言するのは、妖精やサンタクロース、イースターバニーが実在すると主張するよりも現実味がない、ということらしいが、たしかに世界の人がそう考えるのも当然だ。
新型コロナ感染拡大も、東京五輪も、言うまでもなく、日本国内だけのドメスティックな問題ではない。仮に日本だけ収束したとしても、世界的に感染が収束していなければ参加できない国がたくさん出てくる。さらに、日本の検査件数の異常な少なさから、日本政府の発表している感染実態には世界中から疑念の目が向けられている。
いつものように、日本国内でどれだけ「感染はそこまで広がっていない」「持ちこたえている」「五輪は開催できる」などと強弁したところで、そんなものが世界的に通用するはずがない(そもそも、マラソンの一件でも明らかなように、どんなに日本が強行しようとしたところでIOCの決定には逆らえないのだが……)。
いまだ、安倍政権の情報操作に支配されている日本のメディアと国民は、この海外からの大量のツッコミを読み返して、少し目を覚ましたほうがいい。
(編集部)
最終更新:2020.03.16 05:16