小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

menu

維新勝利で橋下徹が傲慢発言連発!「都構想に反対した年配の人がどんどん死んじゃった」「朝日新聞はアンポンタン」

自民党も公明党を切って維新と憲法改正に突入していく、と恐怖の予想

 実際に今回の選挙でのマスコミ出口調査でも、自民を支持する投票者の約半分が松井・吉村の維新コンビに投票したとみられている。維新と自民党大阪府連との対立とは反対に、安倍首相や菅義偉官房長ら官邸との協力関係があるからこそ、こうした現象が起きているのだろう。

 事実、橋下氏は昨日の『とくダネ!』のなかでも、国政で自民党と連立を組む公明党へ宣戦布告するとともに、こんな恐ろしい予想を口にしていた。

「僕は彼ら(松井・吉村)の性格とか、大阪維新の会のメンバーの性格をよくわかってますので、公明党の衆議院選挙の選挙区に大阪維新の会、立てます。で、もう関西は6選挙区あるんです、公明党のね。これが公明党の力の源泉ですよ。この6選挙区全部(に維新候補を)立てて、しかももう、大阪維新の会のエース級のメンバー、もう準備できてます。もう戦闘態勢に入ってます。だから、今はこれ第一幕で、第二幕は公明党を壊滅させる、というところまでやりますから。そうすると、日本の政治構造も大きく変わります。自民党との協力がね、公明党じゃなくてもしかすると維新となって、憲法改正のほうに突入していくと」

 なんと、安倍自民党が公明党を切り、維新と一緒になって憲法改正をやる可能性に言及したのだ。

 たしかに、悲願の改憲を実現したい安倍首相にとって、9条改憲に慎重な創価学会を抱える公明党よりも維新のほうが思想的に近く、安倍官邸と距離が近い。今回の勝利で一段とギアを上げた維新が安倍自民党と一体化して改憲に全面協力するというのは十分、ありうるだろう。それどころか、最悪のシナリオとして、政界復帰した橋下氏が安倍首相と公然とタッグを組み、「安倍・橋下政権」を始める可能性もゼロではない。

 維新が圧勝した大阪W選挙の影響は、大阪だけにとどまらない。維新と橋下氏の動向を注視し続ける必要がある。

最終更新:2019.04.09 11:14

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

カテゴリ別に読む読みで探す

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。

プッシュ通知を受け取る 通知を有効にする 通知を停止する