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貴乃花は安倍自民党から出馬するのか? 森喜朗との不仲説、実は立憲民主党支持という仰天情報も

昨年の衆院選直前、安倍自民党に対抗する野党を絶賛した貴乃花

「そもそも、あれが出馬に向けた会談なら、あんな大っぴらに会わない。馳議員と貴乃花は個人的に親しい関係で、この会談はむしろ、秘密裏に安倍首相サイドから出馬打診を受けた貴乃花が、親しい馳さんに相談しに行った。で、馳議員は森さんに気を使って、貴乃花を止めた、そういうことだったんじゃないかな」(政治評論家)

 しかも、ここにきて、仰天するような情報も飛び込んできた。なんと、貴乃花は先の衆院選で、立憲民主党を推していたというのだ。

 引退会見直後、日刊スポーツが、「記者のとっておきメモ」というかたちで、昨年秋の巡業中、貴乃花が、2日後に控えた総選挙について1時間も熱弁をふるったというエピソードを公開したのだ。

〈「巨大勢力に立ち向かうって、すごいエネルギーがいるんだよね。俺はさあ…」と支持政党名は伏せるが、安倍自民党に対抗する野党の奮闘を熱っぽく話していた。協会内における自分の立ち位置と重ねていたのだろう〉(「日刊スポーツ」9月26日付け)

 支持政党名は伏せるとあるが、文脈や時期から考えると立憲民主党としか考えられない。

 しかし、貴乃花って、先述したようにゴリゴリの極右思想の持ち主。それがリベラル政党を応援するなんてことがありうるのか。これについては、貴乃花をよく知る相撲ジャーナリストがこんな解説をする。

「貴乃花のあの極右発言は、政治的というより宗教的なもの。例の新興宗教の影響もあるし、相撲が神事で、自分が神の使いだと本気で考えているようなところがありますから、そこからきてるんでしょう。活字なんて読む人じゃないので、政治的には、右とか左とかよくわかってないと思いますよ。もっというと、『軍神』とか『国体』とかいう言葉もよくわからないで使っている可能性が高い」

 たしかに、先日亡くなった輪島への追悼文のなかでも、輪島の思い出を「夜に突然来られてあっという間に残り香を遺して帰られるような輪島さんは(中略)宇宙人みたいな、それこそ天孫降臨されたような方でした」と、意味不明な「天孫降臨」という言葉の使い方をして、天皇を宇宙人扱いする始末だった。そういう意味では、「貴乃花なら、一方で極右思想を語りながら、一方で立憲民主党を推していたとしても別に不思議はない」(前出・相撲ジャーナリスト)ということらしい。

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