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自民党・改憲勢力のネトウヨ化が止まらない! 日本会議系集会で安倍信者の元議員が「日本のテレビは中韓に乗っ取られている」

ネトウヨそっくりの陰謀論デマを平気で口にした元自民党議員の西川京子

 まあ、念のため言っておくが「国内マスコミの住所が中国・韓国マスコミと一緒だ。これは乗っ取られている証拠!」なる話は、何年も前からネトウヨがほざいてきた定番の妄想である。

 たしかに、韓国の公共放送MBCの東京支局は渋谷のNHK放送センターのなかに、韓国・東亜日報の東京支社は築地の朝日新聞東京本社ビルにあるし、聯合ニュースの東京支社は汐留の共同通信本社と同じビルに入っている。他のテレビ局や新聞社の本社にもしばしば韓国マスコミの東京支局が同居している。

 でも、だからなんだとしか言いようがない(笑)。当たり前の話だが、これは各メディアが業務提携を結んでいるからに他ならならず、海外メディアが国内マスコミの本社の一部を間借りするのもよくあること。上記の韓国メディア以外にも、たとえばNHKにはアメリカのABC、朝日新聞にはニューヨークタイムズ、共同通信のビルにはAP通信が入っている。別に韓国メディアだけの話ではないのだ。それとも、ネトウヨは「日本のマスコミは韓国だけじゃなくアメリカにも乗っ取られている」などと言うのだろうか。バカも休み休みにしてほしい(実際、「ニューヨークタイムズは反日」なる妄想を口にするネトウヨもいるが……)。

 しかし問題は、こんなバカ丸出しのネトウヨ陰謀論が、安倍首相もメッセージを寄せる改憲派の集会のなかで、しかも元自民党議員の口からごく自然に飛び出したという事実だろう。

 そもそも西川京子氏は2014年衆院選を最後に政界引退したが、典型的な極右女性政治家。たとえば、憲法では「米国の押し付け」を主張、9条2項改正や家族条項の新設、あるいは夫婦別姓反対、婚外子相続差別撤廃の民法改正反対、教育基本法における「教育は、不当な支配に服することなく」の削除、首相の靖国神社参拝賛成を公言するなど、その主張はゴリゴリの極右、というか日本会議とか安倍首相とほとんど同じものだった。

 実際、自身が落選していた自民下野時には、同じく浪人組の萩生田光一・現幹事長代行らとの雑誌鼎談で安倍氏を擁護、2012年の自民党総裁選挙でもブログなどで熱烈な安倍支持を表明し、同年の総選挙で議員に復帰すると第二次安倍政権では文部科学副大臣に抜擢されるなど、近年では“安倍シンパ極右議員”の一員として見られていた(むしろこんな人がいま大学の学長をやっていることのほうが驚きである)。

 その安倍シンパの元自民議員が、安倍首相がメッセージを送った改憲派団体の集会で、ネトウヨそのものである「中韓に乗っ取られた日本のマスコミ」陰謀論をまくし立てたのは、なにも偶然ではない。

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