文科省の前川喜平氏講演データ提出強要問題でも「いいね」をした小泉
改ざん問題だけではない。前川喜平前文科事務次官が講師として招かれた授業の録音データの提出を文科省が求めていた問題で、名古屋市立八王子中学校の上井靖校長が開いた記者会見を見た一般ユーザーによる〈前川さんを呼んだ中学校の校長先生、堂々と記者会見していて感心した。こういう先生がいることが本当に救いだ…〉とのつぶやきにも「いいね」している。
ご存知の通り、小泉今日子は今年の1月いっぱいで“芸能界のドン”こと周防郁雄社長率いるバーニングプロダクションから独立した。この独立に際し小泉バーニングの情報操作によって、不倫関係にあった豊原功輔が離婚したことにされたことその情報操作に自分も加担して、豊原の家族を傷つけたことを詫びた。(https://lite-ra.com/2018/02/post-3773.html)
その独立後の勇気ある行動を見ていると、小泉が「本当の思い」を語り、「本当にやりたいこと」をやるために、芸能界の柵から自由になったことがよくわかる。そして、その「本当の思い」のなかには政治や社会に対する思いというのも含まれていたのかもしれない。
実際、小泉が明後日の公式ツイッターアカウントで、安倍政権批判に「いいね」を押し始めたのは、独立前後からだ。
現認できた最初は、バーニングからの独立直前となる1月19日、一般ユーザーによる〈小室哲哉が不倫していても、オレの生活には何の支障もない。白鵬と稀勢の里が休場しても、オレの生活には何の支障もない。安倍晋三とその一味が悪政の限りを尽くしている。これはオレの生活に大きな支障がある〉というつぶやきに「いいね」を押している。
そして、独立した後は、前述したように、より直接的な抗議行動のツイートに、より多くの「いいね」をつけるようになった。
きっとこれから、小泉はもっと自由に思ったことをどんどん発言するようになるだろう。もしかすると、そのうち「いいね」だけではない、彼女自身の言葉による政治や社会への強いメッセージを聞くことができるかもしれない。
(編集部)
最終更新:2018.03.20 12:59