ベッキーをあれだけ叩いたマスコミがジャニーズのタレント相手に豹変
結局、この時は前述したようにベッキー騒動で結婚じたいが延期になってしまったが、今回、結婚が正式決定するにあたり、ジャニーズと御用マスコミは改めてこのストーリーをもちだしてきたのだ。
もちろん、本サイトは何度も指摘しているように、二人の関係が不倫から始まっているからといって、いや、仮に高岡との離婚が成立せずにいまだ不倫を続行中だったとしても、そのことを糾弾しようとは思わない。たかだか紙切れ一枚の契約をたてに、人の恋愛を道徳的に弾劾するというのは明らかにナンセンスだ。
しかし、ベッキーや斉藤由貴のことをあれだけ袋叩きにした芸能マスコミが、ジャニーズのタレントが絡んだとたんダンマリを決め込むばかりか、不倫否定の宣伝役を買って出ているのをみると、「お前らには、野次馬としての最低限の矜持すらないのか」と言いたくなってしまう。連中はふだん、「やはり、不倫は良くない。責められて当然」などとエラソーに説教しているが、実際は、文句を言ってこない弱小プロのタレントだけを標的に弱いものいじめのリンチをやっているだけなのだ。
今後、事務所から正式な結婚発表がなされることになるだろうが、ワイドショー、女性週刊誌もスポーツ紙と同様、“不倫”や“略奪”を完全にねぐり、“お祝い一色”でこれを大々的に報じるだろう。芸能マスコミの記者たちは本当に自分のことが恥ずかしくならないのだろうか。
(時田章広)
最終更新:2017.12.23 09:06