それどころか、マスコミはホリプロとタッグを組む形で松居バッシングを繰り広げてさえいる。これも「週刊新潮」で松居自身が暴露しているが、ホリプロ幹部が「女性セブン」(小学館)に情報を漏らし、船越にしか話していなかった“新車ポルシェのお祓い”を「女性セブン」に盗撮されるなどしたという。
これも松居の妄想として一蹴されるものではない。実際、「セブン」は船越による離婚調停の事実をスクープするだけでなく、ホリプロが提訴を発表する前に、いち早く松居の行為を“偽計業務妨害”“名誉毀損に当たる”と指摘、また 20日発売号では船越サイドしか入手しえないはずの“松居の遺書”を全文掲載している。
あらゆる手段を使って相手を黙らせようとする大手事務所の体質は相変わらずだが、今回のホリプロのナーバスとも言える異様な対応は、松居が訴えるホリプロの“闇”や“圧力”が真実であり、是が非でも封じなければならないことという証左でもある。
しかし、今回の相手は一筋縄ではいかないコントロール不能とさえ言われる松居だ。実際、松居は法的処置の報道を受け、22日のブログに「元気100倍で出廷する」「(船越には)弱っている体にムチ打って、何とか裁判所に来てもらいたいものだね」と、船越・ホリプロに対し真っ向から法廷闘争を行う意思を表明している。さらに投資で築いた20億とも50億とも言われる資金力もあり、大手芸能プロのいやがらせ訴訟に十分対抗しうる経済力もある。そんな松居が、今後どんな逆襲に転じるのか。
当初は、船越に同情的だったが、ホリプロのこの強権的な姿勢を見ていると、つい松居を応援したくなってしまうのである。
(林グンマ)
最終更新:2017.12.06 04:19