小説、マンガ、ビジネス、週刊誌…本と雑誌のニュース/リテラ

menu

安倍晋三の名が消された寄付金振込票に続き、籠池長女による100万円受取り直後の目撃証言が!

 しかも、証拠はこれからまだ続々と出てくる可能性もある。民進党・福島伸亨議員によると、昨日、野党議員が籠池理事長と面会している最中にも、籠池夫人のもとに昭恵夫人からのメールが届き、そこには「幸運を祈ります」と書かれていたという。これは暗に“私はまだあなたの味方ですよ”というメッセージを送って、自分に不利な発言をしないようにけん制したと思われるが、籠池理事長は2月28日と今月8日に昭恵夫人からメールが送られてきていたことも明かしており、少なくとも、両者が頻繁にメールを交わし合っている関係であることは明らかな事実だ。

 安倍首相は「(メールを)公開してもいい」と言い張っているが、菅野氏は一昨日、自宅で籠池理事長に独占取材した後、「ある政治家との金銭授受を含むやりとりを聞いた、メールの履歴も確認した」と言っていたが、寄付のいきさつを物語るようなメールが出てくる可能性もゼロではない。

 実際、こうした不確定要素があるせいか、安倍首相サイドもなんとなく自信がなさげだ。今朝、菅義偉官房長官は会見で寄付の事実を否定したが、その弁は「結果として領収書などの記録もなく、夫人個人としても寄付は行っていないということだった」という逃げ道を用意したようなものだった。また、「日テレNEWS24」の報道では、昭恵夫人も「寄付金を渡したなら覚えているはずだ。全く覚えていない」と話したと政府関係者が語っている。いわば昭恵夫人は、稲田朋美防衛相よろしく「記憶にない」と述べているにすぎないのだ。

 しかも、問題は寄付金云々だけではない。仮に寄付金が事実でなかったとしても、安倍夫妻は政府関係者や安倍応援団がいま詐欺師と呼んでいる籠池理事長とただならぬ関係を築き、そのデタラメな学校建設に力を与えてきたのは紛れもない事実なのだ。

 菅野氏は安倍首相と森友学園の親密ぶりを裏付ける証拠もTwitter上にアップした。それは2012年9月に安倍氏が塚本幼稚園で講演会を行う予定だったものの総裁選出馬によって中止となった際、塚本幼稚園の保護者に向けて送ったものと見られる文章だ。そこには、講演中止を詫びた上で〈後日必ず貴園に訪問し、皆様にご挨拶させていただきますので、ご容赦下さい。衆議院議員 安倍晋三〉と書かれている。

 籠池理事長のことを「非常にしつこい人」などと言って被害者を装っている安倍首相だが、何をか言わんや、だ。証人喚問でも安倍首相は同じように籠池理事長を裏切り続けるのだろうが、安倍首相自らが2月17日の国会答弁では得意気に「(籠池氏は)私の考え方に非常に共鳴している方」などと語っていたことを、くれぐれも忘れてはいけない。

最終更新:2017.11.21 03:37

関連記事

編集部おすすめ

話題の記事

人気記事ランキング

カテゴリ別に読む読みで探す

話題のキーワード

リテラをフォローする

フォローすると、タイムラインで
リテラの最新記事が確認できます。

プッシュ通知を受け取る 通知を有効にする 通知を停止する