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森友学園問題で安倍首相の答弁がヒドすぎる! 「理事長と考え方共鳴」が一転「しつこかった」

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自由民主党HPより


「個人的に会ったことは1回もない」「(籠池理事長は)非常にしつこい」「レッテル貼りだ!」

 手のひら返しとはこのことか。本日の国会で、国有地激安売却問題が取り沙汰されている学校法人森友学園との関係を追及された安倍首相は、先週の答弁とは打って変わって同学園の籠池泰典理事長を切り捨てるような発言を連発した。

 たとえば、昨日、学校法人森友学園が今年4月に開校予定の「瑞穂の國記念小學院」のHPより、名誉校長である安倍昭恵氏の名前および挨拶文が削除されたが、このことを問われた安倍首相は、「私のことじゃなくて妻のこと」と前置きし、延々と言い訳を口にした。

 安倍首相が言う昭恵夫人の名誉校長就任のいきさつはこうだ。2015年に瑞穂の國記念小学校設立を記念する講演会に呼ばれた昭恵夫人は、講演の直前に「名誉校長になってください」と籠池理事長から頼まれた。そのときは断ったものの、講演会のなかで名誉校長だと一方的に紹介され、聴衆の前ではっきり断れなかった。その後も、「父兄の前でああおっしゃったんだから引き受けてもらわないと困りますよ」と籠池理事長に言われ、安倍首相いわく「最終的にはまあ、受けることになったということでございます」だという。

 まるで名誉校長を強要されたと言わんばかりだが、昨日、削除された名誉校長の挨拶文で昭恵夫人は、〈瑞穂の國記念小學院は、優れた道徳教育を基として、日本人としての誇りを持つ、芯の通った子どもを育てます〉と、積極的に名誉校長らしく学校のアピールをおこなっている。昭恵夫人は「安倍晋三内閣総理大臣夫人」という肩書きで名誉校長に名を連ねていたのだから、「断れないから」という無責任なかたちで広告塔になっていたのだったら、それ自体が問題だろう。

 だが、安倍首相は続けて、当初、同学園が「安倍晋三記念小学校」として寄附金を募っていた事実についても、先週の答弁と食い違う説明を繰り広げた。

「事務所から『安倍晋三小学校』ということについてはお断りすると。お断りをしたわけですが、何回もですね、その後、何回も事務所のほうに、あー、依頼が、1回断ったわけですけれどもずっとき続けた、秘書が連続してお断りし続けた。ですから秘書のほうから何回も何回もお断りしてるじゃないですかと。そうであるにもかかわらず、寄付金集めに名前を使われたことは、これはほんとうに遺憾であり、強い抗議をした」

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