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小籔千豊が清水富美加を「仏教的な思想がある」「お父さんの育て方が最高」と絶賛! 幸福の科学の価値観に共鳴?

 こんな程度の発言に感銘を受けるなんて、もしかして小籔も幸福の科学信者なのか?とつっこみたくなるではないか。

 もちろんそんなことはありえないだろうが、しかし、小籔と幸福の科学の価値観には案外、共通点が多い。幸福の科学といえば、憲法9条の改正どころか、中国や北朝鮮の脅威に対抗して核武装まで主張。従軍慰安婦や南京大虐殺を誤った歴史認識とするウルトラ極右だが、小籔もそこまでではなくても、同様のネトウヨ的極右思想をもっていることは、ふだんの言動の端々からうかがえる。

 女性の権利の問題についても、幸福の科学はジェンダーフリーや男女平等を否定する立場で、小籔もまた、テレビでとにかく家父長制復活思想丸出し、女は男に付き従え、子どもは親の言うことを黙って聞け、というような発言を連発している。

 しかも、これだけ保守的な主張を展開しながら、経済だけは妙に新自由主義的だったり、根っこにサブカル的なギミック感があるところもよく似ている。

 清水とその父親をここまで過剰に褒めたというのは、たぶん、小籔自身が彼女のなかにある幸福の科学的価値観に無意識に共鳴してしまったためなのかもしれない。

 意外なところで明らかになった思想の浅さだが、清水の宗教観や父親のしつけについてそこまで「ちゃんとした」「素晴らしい」ものだというなら、いっそ、小籔自身が幸福の科学に出家してみるのはどうだろう。それで、テレビから小籔が消えてくれて、あの強者の論理丸出しのネトウヨ的説教を聞かされることがなくなったら、こんなにうれしいことはないのだが。
(本田コッペ)

最終更新:2017.11.16 04:47

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