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ヘイト出版社・青林堂の社内パワハラをNEWS23が報道! ネトウヨよ、目を覚ませ、ヘイトとブラックの親和性

 たとえば専務から「企画考えてないじゃん、自費出版!」とヒステリックな声色で言われた男性は、こんな状態では何もできないと反論するのだが、社長と専務は「お前がバカだからできないんだよ!」「そうだよ!能力が足りないからじゃない!」と聞く耳を持たない。男性は「就業時間中に実現可能な仕事にしてくださいと訴え続ける以外は本当になかった」と振り返っているが、上司や他の社員からも凄んだ口調でこんな悪罵を投げつけられていた。

「お前、何一つ会社のために役に立つことやんないな」
「性格悪いんだから、もっと稼げや!」
「あのさあ、一つだけ聞くわ。お前本気で編集やる気あんのかコラ! 本気で編集やる気あんのか聞いとんじゃ!」

 さらに、会社は、男性を支援するユニオンが青林堂の取引先の名簿をもとに救済を求める文書を各所に送ったことをあげつらって、ユニオンから名簿を取り返さなければ職場にいてもストライキとみなすと恫喝。専務が「今日の業務命令にあなた今拒否をしていますから、サボタージュとみなして、スト決行! はい12時!」と言って、男性が「僕の話は聞いてもらえないんですか」と返しても「はい、スト決行!」と強引にストライキ扱いする有様だった。給与も半分に減額されたという。

 こうしたなかで、男性はある朝、ベッドから起き上がれなくなってしまったという。「追い詰められた状態で、もう、ちょっと通勤は難しいなと。行くのがとにかく辛くて」。診断は適応障害だった。ストレス性の咳と睡眠障害で会社を休まざるを得なくなるまで、追い込まれたのだ。

 社員から仕事をする環境を奪っておきながら、「バカだからできない」などと罵倒する。これがパワハラでなくてなんなのだろう。ブラックとしか言いようがないが、一方、『NEWS23』から事実確認の取材を受けた青林堂は、放送前から公式ツイッターアカウントに〈東京管理職ユニオンがTBSと結託して当社を潰しにかかる理由は「勤務1年未満の社員に1200万円払え」という要求に当社が応じないから〉などと投稿した。

 また放送後には、ネトウヨたちのこんなツイートを次々とリツイートしている。

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