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1億円買収発覚でも「レコ大」は予定通りバーニング押しの西野カナ! 審査員とTBSは自浄能力なさすぎだ

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西野カナ Official Websiteより


 ここまで自浄能力がないとは、呆れてものが言えない。きょう12月30日、第58回日本レコード大賞の授賞式がTBSで放送されたが、なんと予定通り、“芸能界のドン”バーニングプロクションがプッシュする西野カナの「あなたの好きなところ」に決まってしまったのだ。

 周知の通り、レコード大賞といえば、「週刊文春」(文藝春秋)2016年11月 3日号で、芸能界のドン・周防郁雄社長率いるバーニングプロダクションが三代目J Soul Brothers(以下、三代目)にレコ大を獲らせた見返りに、三代目の所属事務所・株式会社LDHに1億円を請求していたという事実が、請求書の写真付きですっぱ抜かれたのはまだ記憶に新しい。

 その際に、「週刊文春」は「今年もバーニングの押すアーティストが受賞確実」として、こんな証言を掲載していた。

「まだ候補曲を絞る粗選りの段階ですが、早くもエイベックスのAAAとバーニングの広報担当者がプッシュする西野カナ、CMで『海の声』がヒットした桐谷健太あたりに金賞の当確が出ていると言われています」

 スポーツ紙担当記者がこの「文春」の記事をこう解説する。

「西野はバーニング系所属プロダクションではないですが、周防社長とバーニング広報のK氏が西野とソニー・ミュージックの担当者をかわいがっていて、『今年は西野に獲らせる』と話をしていたという噂がかなり前から流れていました。ソニーもLDHと同様、バーニングに巨額のプロモーション費用を払ったという話も出ていましたし」

 しかし、その後、「文春」の記事が出て、しかも西野の名前まで書かれたわけだから、普通ならこんな裏工作の証明になるような人選はしないだろう。実際、この間、今年だけは真っ当に投票をして、大賞は誰もが納得する宇多田ヒカルに決まるんじゃないか、という話も流れていた。

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