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ベッキーの次はファンキー加藤…でも不倫は芸能人だけじゃない! CMを打ち切るスポンサー企業も社内不倫だらけ

 今回の「SPA!」ではこれらの10社は入っていなかったが、しかし本サイトの独自取材で、ベッキーを切ったひとつ、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険の社員から社内不倫について聞くことができた。

 取材に応じてくれたのは40歳の男性営業社員だったが、生命保険業界も不倫の巣窟だという。

「そもそも生保業界は不倫だらけなんですが、うちもまったく例外じゃない。不倫経験者は半分以上いるでしょう。不倫の末のバツ2、バツ3も普通ですしね。不倫相手ですか? 日本社(日本生命、朝日生命のような、社名が漢字の生命保険会社のこと)なら、支社で生保レディの管理をしているうちに、というパターンが多いですが、うちは女性の外交員が少ないので、やはりクラブやキャバクラの女性が多いですね。生保の社員は歩合制なので、年収1000万円の社員がざら。確定申告するので飲み代や宿泊代も経費として落とせる。自由に使えるお金があるから、みんな不倫に走るんですよ」
 
 ついでなから、損保業界も不倫がすごいらしい。こちらは社名匿名の損保会社社員の話。

「損保は生保に比べて一見地味ですが、しかし不倫はありますよ。とくにすごいのが、事故受付のテレフォンセンター。損保は24時間体制でテレフォンレディが事故受付をしています。24時間のシフト制ですから時間も不規則でストレスもたまる。そこに、男性の社員が管理職として配置されるんですが、この男性社員とテレフォンレディの関係が不倫でぐちゃぐちゃです。女性のほうに家庭があっても、勤務時間が不規則だからバレにくい。しかも深夜、誰もいないオフィスの一室でSEXなんてこともよく聞きます。お恥ずかしながら私もその経験者の1人なんですが(苦笑)」

 しかも、こうした社内不倫が横行するのは、「SPA!」によれば、ある意味企業の構造上当然のことでもあるという。

「中年になって不倫に走るのは、管理職デビュータイプです。男としてすべて勝ち取った気になった人です。これまでは不倫は未経験だったのに、途端に女性部下に手を出してしまいます。社外で探せばいいのですが、そんな時間はない。役職があれば、威厳もできて部下をコントロールできるし、経費もある程度使える立場にある。これを悪用して、経理部から発覚してしまうケースがとても多いです」(人事戦略コンサルタント・松本利明氏のコメント)

 さらに松本氏は、面接でタイプの女性を採用したり、お気に入りの部下をえこひいきする、また、毎日顔を合わせることでモチベーションも上がるなど、社内不倫はその構造上なくなることはないと断言している。

 お手軽に部下の女性に手をつけ不倫に走る大手企業の男性社員たち。しかもこうした一般社員だけでなく企業幹部の不倫もしょっちゅう週刊誌を賑わせている。 

 例えば2007年2月には、ベネッセコーポレーションの社長だった森本昌義氏が社長室長との不倫を「週刊新潮」(新潮社)に報じられ、その後辞任。またさらに、08年7月には、みずほコーポレート銀行の齋藤宏頭取がテレビ東京の女性記者との路チューをフライデーされている。銀行頭取と記者の関係は広い意味でいえば社内不倫と言ってもいい。

 ほぼ全ての大企業に不倫が存在するということは、これでお分かりだろう。以前当サイトでも小学館の不倫内情を報じたことがあるが、もちろん、マスコミは一般企業以上に不倫が横行している業界だ。

 タレントには清廉潔白、清楚なイメージを押し付ける一方、自分たちは社内で不倫三昧。もちろん不倫は個人的問題だからそれじたいを糾弾するつもりはさらさらないが、だとしたらベッキーひとりを悪者に仕立てバッシングし、簡単に契約を打ち切り、違約金まで請求するというのはあまりに不公平ではないだろうか。
(林グンマ)

最終更新:2017.12.05 10:10

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