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オバマ広島訪問を仕掛けた次期外務省トップに舛添以上の金銭疑惑! 機密費で子供と食事、料亭で乱痴気騒ぎ

 こうした杉山氏による2億円超にのぼる機密費着服疑惑。「週刊ポスト」は4週にわたってその内容と外務省による証拠隠滅工作をトップ記事で追及したが、残念ながら大きな話題になることはなかった。それは外務省の手回しだけでなく、この機密費で接待を受けた記者も少なくなかったためだ。だが、この杉山氏の2億円着服問題こそが、2001年に発覚して大きな騒動となった松尾克俊・外務省要人外国訪問支援室長による「外務省機密費流用事件」の端緒だったのだ。

 こうした脛に傷をもつ杉山氏だが、この杉山氏が次期事務次官に就任という噂に怒りを隠さないのが、元外務相の佐藤優氏だ。佐藤氏は昨年発表した『外務省犯罪黒書』(講談社エディトリアル)のあとがきで、現在の外務省がロシアに対して〈場当たり的な外交に終始〉〈あたかも北方領土問題が進んでいるかのように偽装している〉と批判した上で、〈その中心に立っているのが、モルグロフ次官のカウンターパートも務める杉山晋輔外務審議官だ〉と述べ、こう綴っている。

〈ロシアには「一度に二つの椅子に座ることはできない」という諺がある。確固たる戦略もないままに、アメリカとロシアの双方にいい顔をしようとする、さらに言うならば、外務次官に上り詰めたい一心で、最初から無理だとわかっていても、ひたすら安倍政権にゴマをすろうとして失策を重ねる杉山審議官の外交は、「一度に二つの椅子に座ろう」とするまさにコウモリ外交そのものである。こんなことが続くようでは、いずれ大変な破局が日本を襲うことになるだろう〉

 失策を重ねても、安倍政権へのゴマすりが功を奏して夢の事務次官の座につこうとしている杉山氏。次官就任が発表されれば、普通ならば舛添問題に続いて杉山氏の過去の機密費着服問題がクローズアップされなければおかしい。しかし、官邸が杉山氏の次官就任を決定したということは、徹底して報道させない腹づもりなのだろう。ともあれ今後の動きに注目だ。
(田部祥太)

最終更新:2016.05.17 08:01

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