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野球賭博汚染は球界だけじゃない、AKB運営・前社長も億をつぎ込む常連だった! 巨人とAKBのコラボの裏で何が…

 09年にはAKB48が「読売巨人軍創立75周年応援隊」に就任したことで、前田敦子、大島優子ら主要メンバーが始球式を行ったり、試合前セレモニーで当時最新シングルだった「涙サプライズ!」を歌ったりするなどAKB48とジャイアンツはコラボして巨人軍75周年のメモリアルを盛り上げている。

 この後も、12年にAKB48が初めての東京ドーム単独公演を行う際には、そのコンサートを記念してメンバーの限定生写真やクリアファイルがついた「AKB48シート」という座席を対DeNAや対中日戦の試合で売り出すなど、AKB48と読売巨人軍の浅からぬ縁は続いた。

 そんな関係にあるのにも関わらず、一試合につき100万円から200万円もの巨額の金が窪田氏の財布から違法な野球賭博に流れ込んでいたと、「文春」に報じられたのだ。多いときには、一日で1000万円近くの金が動くこともあったという。これは、野球ファンにとっても、AKB48のファンにとっても手ひどい裏切り行為ではないだろうか。

 しかも、窪田氏は放漫経営が原因で、14年に取締役社長を辞任しているが、その後もプロデューサーとしてAKBに関わり、現在も乃木坂46の番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系)でスーパーバイザーを務めている。

 今回巻き起こった野球賭博騒動にあたり、かつて麻雀賭博で書類送検された過去のある東尾修氏や、同じく麻雀賭博で問題を起こした蛭子能収氏など、さまざまな有名人が過去の件を蒸し返されていた。

 しかし、AKBや窪田氏に関しては、そのような動きは一切見られなかった。主要メンバーの相次ぐ卒業により、だいぶ人気に陰りが見られるとはいえ、まだまだ「AKBタブー」は健在ということなのかもしれない。
(井川建二)

最終更新:2016.04.05 01:14

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