結局、芸能メディアのジャニーズタブーは全く変わらないのだ。今日の『SMAP×SMAP』をめぐる報道もそうだ。これだけ世間を騒がせておきながら、会見もやらず、自分たちの番組で生放送をして視聴率稼ぎをするというのは、明らかにおかしい。とくに他局のワイドショーは怒っていいはずだ。
ところが、ベッキーには今もあれだけからんでいるワイドショーもニュース番組も一切文句を言わず、ただただ「存続しそうでよかった」などとコメントしているのだ。
とりあえず、SMAPは存続することになるだろう。しかし、本当にこれでいいのか。それはメディアだけでなく、中居らもそうだ。
これまで本サイトは、自分たちを一から育て、ジャニーズの理不尽な圧力の盾になって守ってくれた飯島マネージャーと行動を共にしようとした中居ら4人を応援し、ジャニーズの権力になびいたキムタクを「裏切り者」と指弾してきた。
しかし、このまま飯島氏を見殺しにしてSMAPがジャニーズにとどまるなら、中居ら4人も同じことになってしまうではないか。
本当に中居たちはこのまま飯島マネージャーを見捨てるのか。一縷の望みは、今日の『SMAP×SMAP』生放送で、中居がジャニーズ批判と飯島氏擁護に踏み込んでくれることだが、その可能性はないのだろうか。
(田部祥太)
最終更新:2016.01.18 09:37